bto_advanced_USBIR_cmd ビット・トレード・ワン社提供の、C#言語で記述された USB赤外線リモコンアドバンス用ライブラリ(USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library_v4.1.0.0) を C言語ソースに移植し、コマンドラインインターフェースを付けたもの。 著作権者:(C) 2015 ビット・トレード・ワン社 ライセンス: ADL(Assembly Desk License) usage: bto_advanced_USBIR_cmd <option> -f <freq> -dオプションまたは -rオプションを指定した場合のみ使用できます。 指定しない場合は38000になります。 -t {AEHA,NEC,SONY,MITSUBISHI} -c <code> 家電協(AEHA)フォーマット、NECフォーマット、SONYフォーマット、三菱フォーマットの コードデータをこの -cオプション引数として指定します。 書式は-dオプションと同じ 0xFF,0xFF,... です。必ず-tオプションとセットで指定します。 -C <Code> 家電協(AEHA)フォーマット、NECフォーマット、SONYフォーマット、三菱フォーマットの コードデータをこの -Cオプション引数として指定します。 書式は0xの付かない16進文字列 FFFF... です。必ず-tオプションとセットで指定します。 -d <data> 受信設定または送信設定コンフィグレーションツールで、クリップボードに コピーボタンでコピーしたデータ、または、-gオプションで取得したデータが、 この -dオプション引数として使用可能です。 -fオプションのみ追加で指定可能です。 -r 受信開始を指令します。 -fオプションのみ追加で指定可能です。 受信設定または送信設定コンフィグレーションツールで取得できるデータが、 本コマンドでも取得できます。 -s 受信停止を指令します。 -g 直前に受信を終えたデータが所得できます。 --Plarail_StopA このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_StopB このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_UpAF このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_UpAB このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_UpBF このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_UpBB このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_DownA このオプションは必ず単独で指定します。 --Plarail_Speed_DownB このオプションは必ず単独で指定します。 --version --firmversion ※ getopt_longモジュールの制限を回避する為、プラレール用のオプションは末尾まで正確に指定して下さい。 使い方の例 受信系 $ bto_advanced_USBIR_cmd -r # (生データ)受信開始 $ bto_advanced_USBIR_cmd -s # (生データ)受信停止 $ bto_advanced_USBIR_cmd -g | tee data.txt # 生データ所得 送信系 $ bto_advanced_USBIR_cmd -d `cat data.txt` $ bto_advanced_USBIR_cmd -t AEHA -C 123456789ABC $ bto_advanced_USBIR_cmd -t NEC -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd -t SONY -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd -t MITSUBISHI -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd --Plarail_Speed_UpAF ※open_device関数とclose_device関数はkjmkznr 氏作の bto_ir_cmdからコピー bto_ir_cmdはMITライセンス。ちなみにもちろんプログラム名:bto_advanced_USBIR.cmdもbto_ir_cmdに由来 しています。advancedと付けていますが、それは半ばジョークであって、別にbto_ir_cmdと比べてadvancedな わけではありません。 ※今のところ--Plarail_StopAオプションで出力される赤外線命令と、--Plarail_StopBオプションで出力される 赤外線命令は同じです。プラレール用の赤外線命令はUSB_IR_Plarail.exeから実際に出力される赤外線命令を コピーしたものなので、USB_IR_Plarail.exeの状態(問題)をそのまま引き継いでいます。 ※今のところ本プログラムには、USB_IR_Remote_Controller_Advance_Library_v4.1.0.0に実装されている、 命令をリピートする機能を実装していません。リピート命令は主に赤外線リモコンをマウスの代わりに使う 際に必要なものだと思われるので、主に送信系を中心に使われると思われる非Windows環境では必要性が 低いと思われる為です。 ビルド&インストール(必要ライブラリ libusb-1.0) $ make; sudo make install アンインストール $ sudo make uninstall 使い方の例 受信系 $ bto_advanced_USBIR_cmd -r # (生データ)受信開始 $ bto_advanced_USBIR_cmd -s # (生データ)受信停止 $ bto_advanced_USBIR_cmd -g | tee data.txt # 生データ所得 送信系 $ bto_advanced_USBIR_cmd -d `cat data.txt` $ bto_advanced_USBIR_cmd -t AEHA -C 123456789ABC $ bto_advanced_USBIR_cmd -t NEC -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd -t SONY -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd -t MITSUBISHI -C 08F6817E $ bto_advanced_USBIR_cmd --Plarail_Speed_UpAF 移植作業者: disklessfun@gmail.com