まず初めにこのプログラムを利用する場合は ライセンス をご確認し、よく理解した上でご利用ください。ライセンスについて不明な点がある場合はメールまたは issue にてお問い合わせください。

インストール方法

  1. リリースページ にあるもののうち、最新のリリースを確認してください。
  2. 最新のリリースの中に Assets という項目があります。そのうちご自身の PC にあったファイルをクリックしダウンロードしてください。
  • Windowsであれば、おおよそ *_Windows_x86_64.tar.gz
  • Mac の Intel チップ であれば *_Darwin_x86_64.tar.gz
  • Mac の Sillicon チップ であれば *_Darwin_arm64.tar.gz
  • Linux であれば、おおよそ *_Linux_x86_64.tar.gz
  1. 上記のファイルを解凍してください。
  2. そうすると scrape-nikkei-past-price という名前のファイルができます。(Windowsであれば scrape-nikkei-past-price.exeとかになってるかも?)
  3. (オプション)環境変数 PATH に含まれるディレクトリに 4 で生成されたファイルをコピーしてください。

使い方

  1. ターミナルを開く。(Windowsであればコマンドプロンプトなど)
  2. cd コマンドを利用して scrape-nikkei-past-price ファイルが存在するディレクトリに移動する(デフォルトだとダウンロードディレクトリにあるはず) なお、このステップはインストール時に 5 番目のステップを実行していた場合スキップできる。
  3. scrape-nikkei-past-price コマンドを実行する。
  • Windows であれば ./scrape-nikkei-past-price.exe として実行できる
  • Mac, Linux であれば ./scrape-nikkei-past-price として実行できる

引数

この説明は ./scrape-nikkei-past-price --help コマンドを実行すると表示される。

引数 説明 必須かどうか
--input 入力ファイルのパスを指定する。 必須
--output 出力ファイルのパスを指定する。 必須
--header 入力ファイルのうちヘッダーとして読み飛ばす行数を指定する。 必須ではない。デフォルトは 1
--concurrency 同時に実行する数を指定する。値が大きいほど処理は速くなりますが、自身のPCと日経へのサーバーへの負担が増えます 必須ではない。デフォルトは 5

入力ファイルの形式

  • csv 形式を指定してください。 excel 形式は対応してません
  • 1列目に検索したい企業の名称を記入してください。
  • 1列目以外の列は無視されます
  • ファイルエンコーディングは自動で推定されますが、推奨は utf-8 です。(Shift-JIS には対応しています)

例:

企業名
IHI
アイネス
アイホン

コマンド実行具体例

input.csv というファイルが同じディレクトリ上に存在している場合

./scrape-nikkei-past-price --input ./input.csv --output ./output.csv

ヘッダー部分が3行分ある場合

./scrape-nikkei-past-price --input ./input.csv --output ./output.csv --header 3

最大同時実行数を10にする場合

./scrape-nikkei-past-price --input ./input.csv --output ./output.csv --concurrency 10

出力ファイルの形式

  • csv 形式となります。
  • ファイルエンコーディングは utf-8 です。
  • 処理の都合上、 input ファイルと同じ順番で出力されません。その代わりに input ファイルでの行数が index 列に保存されています。
列数 列名 説明
1 企業名 企業の名前です
2 index input ファイルでの行数
3 コード 証券取扱コード的なやつです
4 2013 2013年の最高終値
5 2014 2014年の最高終値
6 2015 2015年の最高終値
7 2016 2016年の最高終値
8 2017 2017年の最高終値
9 2018 2018年の最高終値
10 2019 2019年の最高終値
11 2020 2020年の最高終値
12 2021 2021年の最高終値
13 2022 2022年の最高終値