CarrierAppDeleterは竹林人間さんのRemove-career-appの機能をWindowsのGUIで独自実装し機能を追加したものです。
追加した機能は以下の通りです
- デバイスの選択機能
- アプリのチェックボックスでの選択機能
- キャリアアプリの一括無効化
- アンインストールしたキャリアアプリの復元
- platform-toolsの自動導入(Remove-career-appのLinux・Mac版には存在します)
Windows8以上の.NET Framework 4.7.2がインストールされている環境
(おそらくWindows7でも動作しますが、確証はできません。)
adbドライバの導入済みの環境
ARM系CPUでの動作確認はしておりません。
項目 | 値 |
---|---|
OS | Windows 10 |
CPU | Ryzen 5 1600 |
RAM | DDR4 24GB |
SSD | 500 GB |
Android端末1 | Redmi Note 9T |
Android端末2 | Xperia 8 |
指定したアプリのデータがすべて削除されます。
アプリのデータが削除されることによりキャリアからのサポートを受けることができなくなる可能性があります。
一度削除したアプリはバックアップソフトでバックアップを取った場合をのぞき復元することができません。
削除するアプリをよく確認し実行してください。
なお、本ソフトで発生した故障や損害につきましては開発者は責任を負いかねます。
あくまで 自己責任 でのご使用をお願いします。
まず、こちらのリンクにアクセスしCarrierAppDeleter.zipの最新版をダウンロードします。
ダウンロードしたCarrierAppDeleter.zipを解凍してください。
キャリアアプリを削除したいAndroid端末のUSBデバッグを有効にし本ソフトを導入したパソコンに接続します。
接続はファイル転送モードにします。
フォルダ内にあるCarrierAppDeleter.exeファイルを実行してください。
本ソフトは署名がないため初回起動時には以下のような画面が表示されますが、詳細を押すと実行というボタンが表示されるのでそちらを押して実行してください。
初回起動時はplatform-toolsの導入のため10秒ほど時間がかかります。
起動すると以下のは画面表示されます。
まず接続しているデバイスの検索を行う必要があります。
(接続している端末が1台の場合はデバイスの選択を行う必要はありません)
デバイスと書いてある横に 検索 と書かれたボタンがあります。
こちらのボタンを押すことで現在接続しているAndroid端末を検索することができます。
検索が終了するとデバイスが下のComboBox(ドロップダウンリスト)に追加されますので、任意の端末を選択してください。
アプリと書かれた横にあるラジオボタンから削除・無効化・復元のいずれかを選び、 検索 と書かれたボタンを押すことで選択されたデバイスのキャリアアプリを検索します。
それぞれの機能の違いは以下の表のようになっています
機能名 | 機能 |
---|---|
削除 | キャリアアプリをアンインストールします。 |
無効化 | キャリアアプリを無効化します。スマホ端末側でいつでも有効化できます |
復元 | アンインストールしたキャリアアプリを再度インストールします |
今回キャリアアプリの定義としては以下の二点とします。
- システムアプリに設定されている
- package名にsoftbank,kddi,auone,docomo,ntt,rakuten,yahooのいずれかが含まれる
アプリの検索が終了するとアプリの文字の下にpackage名の書かれたチェックボックスのリストが表示されます。
削除もしくは無効化の場合に初期状態はすべて選択されていますので、削除・無効化したくないアプリがありましたら、チェックボックスのチェックを外し除外してください。
復元の場合は復元したいアプリを選択してください。
また、Wi-Fiアプリ・災害系のアプリを除外するのボタンを押すことで該当のアプリの選択を解除することができます。 (復元の場合はWi-Fiアプリ・災害系アプリを追加するボタンに変わります。)
なお、2022年7月24日時点でのWi-Fiアプリ・災害系のアプリですので今後変更された場合には除外・追加されない可能性がありますので、あくまで 目安 としてご使用ください。
削除を実行・無効化を実行・復元を実行のいずれかのボタンを押すことでチェックボックスのチェックのついているアプリをそれぞれ削除(アンインストール)・無効化・復元(再インストール)します。
処理をする前に処理をして良いかダイアログが表示されますので確認の上実行してください。
処理が始まるとログが表示され、すべての処理が終了すると旨を伝えるダイアログが表示されます。
Visual Studioで.slnファイルを開きBuildしてください。
- チェックボックスの表示をpackage名からアプリ名への変更