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マスクメロン版 Ghostscript のサポート解除

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標準で日本語設定がなされているという理由で,Ver. 1.9.9 から採用された「マスクメロン版 Ghostscript のサポート」(パスの自動判定のサーチ対象に含め,かつ優先順位を最高に)ですが,これは X11 依存性があることが判明。
X11が標準でインストールされていない 10.8 Mountain Lion 以降で実行すると,次のようなダイアログが出てエラーとなってしまいます。

2015-09-10 3 21 38

10.8 以降では,X11依存性のあるアプリは XQuartz を別途インストールせねばなりません。ですが XQuartz は一度インストールすると完全なアンインストールが難しい(OS再インストール or OSアップデートするしかない)ので,インストールを勧めるのは気が進みません。個人的にも,一度インストールしてしまうとX11依存・非依存の判定が難しくなることもあり,極力インストールしたくないところです。

「10.8 以降で標準で動かない」という理由で,マスクメロン版 Ghostscript.app はサポート対象から外すのがよいのではないかと思います。

解除しておきました。

一方で,10.6 では標準でX11がインストールされているので,v.1.10.x 系列では引き続きマスクメロン版サポートを続けてよいと思います。

了解しました。設定が完了していない環境については Ghostscript/OS X - TeX Wiki を参考にやってもらうしかないですね。

小川版 UpTeX.app が BasicTeX + texlive-collection-langjapanese ベースになって復活したので、Windows で dmg を解凍して README.pdf やら本体やらを見ているところです。TeX Live バイナリへのシンボリックリンクたちが /Applications/UpTeX.app/Contents/Resources/texbin/ に入るようになっているので、こちらには対応してもいいかも?(Yosemite / El Capitan に対応しているそうですが、実機がないので試せないので)

/Applications/UpTeX.app/Contents/Resources/texbin/ に入るようになっているので、こちらには対応してもいいかも?

Ver. 2.0.x, Ver.1.10.x の両系列で対応しておきました。

ありがとうございます。El Capitan のフォント周りは UpTeX.app に先を越されてしまいました(texmf-local/fonts 以下にヒラギノ ttc たちへのシンボリックリンクと北川さんの jfontmaps が取り込まれている)が、ぼちぼち Golden Master 版も固まってきたようなので TeX Live 側の対応を始めてもらうことになりますね。TeX Wiki もこの方法を書くべき時期に入ってきたと思います。

まだ UpTeX.app を見ていないのですが,UpTeX.app のシンボリックリンクの張り方はmunepiさんの案に沿う感じでしょうか?
シンボリックリンクの張り方はディストリビューション間で統一されていた方がよいですね。

そうなっているように見えます(Windows で HFSExplorer からモニターできる範囲で)。ヒラギノと游について Yosemite 付属 otf へのシンボリックリンクの姿があり、ヒラギノに限って新しい El Capitan 付属 ttc のシンボリックリンクが用意されているようです。これらの貼り方は北川さんの jfontmaps からも一意に決まると思うので、これは TeX Live 本体でも同様になると思います。

ありがとうございます。
では,今後のロードマップとしては,

  • TeX Live に北川さんの hiragino-elcapitan[-pron] を取り込んでもらう
  • TeX Live 2015 ユーザには,TeX Live のレポジトリ更新 + lnsysfnt.shの実行 + updmap 変更をしてもらうよう告知する
    • sudo tlmgr update --self --all
    • sudo ./lnsysfnt.sh
    • sudo mktexlsr
    • sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron
  • 美文書第6版ユーザには,手動でこれと同じことを実現する方法を提示する(?)

という感じでしょうか。

おそらくそれが一番良いと思います。実機がある doraTeX さんに lnsysfnt.sh と新しい jfontmaps の TeX Live での動作確認および UpTeX.app の挙動確認はお願いしたいと思いますが、それで問題なければロードマップどおりに進めていきましょう。

美文書第6版ユーザには,手動でこれと同じことを実現する方法を提示する(?)

できればサポートページに「lnsysfnt.sh 実行 → jfontmaps の新しいものを texmf-local に入れる → mktexlsr → kanji-config-updmap-sys 実行」をまとめた AppleScript でも置いておいて、自動でやると楽でしょうね。

小川版 UpTeX.app が10月9日の変更でシンボリックリンク作成先を
UpTeX.app/Contents/Resources/texbin/ から UpTeX.app/Contents/Resources/TEX/texbin/
変更したようです(TEX は大文字らしい)。こちらも追加しなければならないでしょうね。

対応しておきました。次回アップデート時に反映されます。

ありがとうございます。