国内と国外の違いは?遅れている・適合状況など
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質問
日本国内のwebアクセシビリティと、国外の違いは?
日本と海外で比較して遅れているとか、適合状況とか。
また、進んでいる国があれば教えてください。
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回答
伊原さん: やっぱりアメリカが進んでいる。
日本は障害者権利条約の批准がかなり後の方だったので、上からの圧力があまりない。施行されたものの、民間努力義務なので「怒られる」ことはない。そのため実際に行動起こす人が少ない。
そういう権利があるからちゃんとやってくれという人がどのくらいいるかによって、進み方は大きく変わっている。
日本でそういう「当事者」が、「言っていいんだ」という体験を誰かが切り開かないと、変わっていかない。そこで中根さんはJBICTというグループをつくって訴えていったりしている。
サービス側としても、言われればやる・考える状況になるので、当事者に聞いていきたい。言ったってどうにもならないだろうという感覚を架け替えていくことで、状況が少しでも変わればいいと思っている。
masuPさん: 海外の比較でいうと、韓国はアクセシビリティコンサルがいて、�(アクセシビリティの対応ができていないと)怒られる。
伊原さん: やんなきゃだめという状況を作ると、「やらなきゃ」と言う人と「ビジネスにしてやっていこう」と言う人もいる。
masuPさん: ガイドラインに準拠さえすればいいという側面もある。海外ではそういう側面で「インクルーシブデザイン」の動きが大きくなり始めている。
質問者: (BtoBアプリケーションの開発をしているが、)たしかに海外の方から、WCAG準拠していますかとユーザーから明確に聞かれることがある。
伊原さん: ユーザーが問い合わせてくるということは、基準を知っているということなので、そう言う意味でも(日本とは)意識が違いますね。
masuPさん: オーストラリアでは、調達法の関係で、準拠していないと購入することができない。グループツールをWCAG2.0のAAに準拠する必要がある。(質問者さんの会社には)それで問い合わせがきたのかもしれない。
伊原さん: ソフトウェア・プロダクトならそういう面もある。