TypeScript を、Babel のような JavaScript トランスパイラとして使用する例です。
初めに、次のコマンドを実行して、依存パッケージをインストールしてください。
yarn
次のコマンドを実行すると、src
ディレクトリ内の JavaScript や TypeScript ファイルを ES3 にトランスパイルした結果が、dist
ディレクトリに保存されます。
yarn run build
次のコマンドを実行すると、実行を中止するまで、src
ディレクトリ内の JavaScript や TypeScript ファイルを保存する度に、それらを ES3 にトランスパイルした結果が、dist
ディレクトリに保存されます。
yarn run watch
次のコマンドを実行すると、dist
ディレクトリを削除します。
yarn run clean
tsconfig.json
の一部をデフォルトの設定から変更しています。変更箇所は、次のとおりです。
{
"compilerOptions": {
"target": "es3", /* ES3 に変換します。(デフォルト: "es5") */
"allowJs": true, /* JavaScript ファイルも変換の対象にします。(デフォルト: false) */
"outDir": "./dist", /* 変換先のディレクトリを指定します。(デフォルト: "./") */
"rootDir": "./src", /* 変換元のディレクトリを指定します。(デフォルト: "./") */
}
}