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「アクセシビリティ問題」vs「アクセシビリティの問題」

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#40 より
「アクセシビリティ問題」と「アクセシビリティの問題」

「反映されたコンテンツのアクセシビリティの問題」、「オーサリングツールのユーザインタフェースのアクセシビリティ問題」など多岐にわたり多数の箇所を検討する必要がある。
対象を洗い出して検討する作業が必要。

momdo commented

まずは、該当箇所を全部列挙するところから…。

「アクセシビリティ問題」(数字は行番号)

395:

  • 反映されたコンテンツのアクセシビリティの問題: オーサリングツール編集ビューに表示されている編集中のウェブコンテンツが障害を持つコンテンツ制作者にとってよりアクセシブルな方法で提供されていることを保証する責任がある (例: コンテンツの代替テキストプログラムによる解釈可能であることを保証する)。しかし、オーサリングツールのユーザインタフェースのアクセシビリティ問題が編集されているコンテンツによって発生している箇所 (例: コンテンツ内の画像にテキストによる代替が不足している場合) では、オーサリングツールのユーザインタフェースのアクセシビリティが不足しているとは見なされない。

    887:

    根拠: オーサリングツールアクセシビリティ問題 (WCAG) を含むウェブコンテンツ自動的に生成する場合、コンテンツ制作者に追加の修正作業を強いることになる。


    1003:

    根拠: アクセシブルなウェブコンテンツ (WCAG) の作成と保守に着手することをガイドすることによって、コンテンツ制作者ウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) を軽減し、修正の負荷を少なくすることができる。


    1033:

    根拠: 不適切に生成された代替コンテンツは、ウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) を生成し、アクセシビリティチェックを妨げる可能性がある。

    1167:

    ガイドライン B.3.1: アクセシビリティ問題のためのチェック時にコンテンツ制作者を支援する。[B.3.1 の実装]


    1168:

    根拠: アクセシビリティのチェックオーサリングツールの統合された機能である場合、オーサリングプロセス中にウェブコンテンツのアクセシビリティ問題(WCAG)コンテンツ制作者に気付かせるのに役立ち、すぐに対処することができる。


    1175:
  • 注記: 自動及び半自動チェックは、多くの種類のウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) が起こりうる (また促す)。しかし、この達成基準を満たすための最小要件は手動チェックである。手動チェックでは、オーサリングツールはコンテンツ制作者に問題を検出するための指示を与え、コンテンツ制作者自身が実行する。チェックの詳細については、Implementing ATAG 2.0 - Appendix B: Levels of Checking Automationを参照

  • 1187:

    潜在的なウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) が正しく認識されているかどうかをコンテンツ制作者の判断に頼るアクセシビリティのチェックオーサリングツールが提供している場合 (例えば、手動チェック半自動チェックなど)、アクセシビリティチェックのプロセスは判断するための説明を提供する。(レベル A)


    1195:

    潜在的なウェブコンテンツのアクセシビリティ問題(WCAG)が正しく認識されているかどうか、コンテンツ制作者の判断が必要なチェックオーサリングツールが提供している場合 (例えば、手動チェック半自動チェック)、関連コンテンツはコンテンツ制作者に特定される。(レベル A)


    1198:
  • 注記: 編集ビューの性質と潜在的なウェブコンテンツのアクセシビリティ問題(WCAG)の規模に応じて、特定には要素やレンダリングされた要素のハイライト、行番号の表示、または指示の提供が含まれる。

  • 1227:

    ガイドライン B.3.2: アクセシビリティ問題を修正する際にコンテンツ制作者を支援する。 [B.3.2 の実装]


    1229:

    根拠: 修正がオーサリングツールのプロセスに必要不可欠である場合、チェックの有用性が大幅に向上し、ウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) が適切に対処される可能性がある。


    1235:
  • 注記: 自動修正自動チェック半自動修正では多くのウェブコンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) が起こりうる (または促す)。ただし、この達成基準を満たすための最小要件は手動修正である。手動修正では、オーサリングツールコンテンツ制作者に問題を修正するための指示を提供し、コンテンツ制作者自身が実行する。修正の詳細については Implementing ATAG 2.0 - Appendix C: Levels of Repair Automation を参照。

  • 1277:

    オーサリングツールには、アクセシブルなコンテンツのサポート機能をオフにするオプションが含まれていない、又は、これらの機能をオフにできる場合、コンテンツ制作者は、コンテンツのアクセシビリティ問題 (WCAG) のリスクが増大すること知らされる。(レベル AA)

    「アクセシビリティの問題」

    273:

  • B.3.1. アクセシビリティの問題のためのチェック時にコンテンツ制作者を支援する

  • 275:
  • B.3.2. アクセシビリティの問題を修正する際にコンテンツ制作者を支援する

  • 332:

    この2つの利用者のニーズを満たすための要件は、ガイドライン内で分かりやすくするために分離されているが、利用者作成コンテンツの流行において、実際には相互に深く関連していることに注意すべきである。例えば、利用者がオンラインフォーラムに参加する場合、利用者はしばしばコンテンツを作成し、他の利用者によって作成されたコンテンツと組み合わされる。オーサリングユーザインタフェース、または他のフォーラム利用者によって作成されたコンテンツのアクセシビリティの問題は、フォーラムの全体的なアクセシビリティを低下させる。


    395:
  • 反映されたコンテンツのアクセシビリティの問題: オーサリングツール編集ビューに表示されている編集中のウェブコンテンツが障害を持つコンテンツ制作者にとってよりアクセシブルな方法で提供されていることを保証する責任がある (例: コンテンツの代替テキストプログラムによる解釈可能であることを保証する)。しかし、オーサリングツールのユーザインタフェースのアクセシビリティの問題が編集されているコンテンツによって発生している箇所 (例: コンテンツ内の画像にテキストによる代替が不足している場合) では、オーサリングツールのユーザインタフェースのアクセシビリティが不足しているとは見なされない。

    1195:

    潜在的なウェブコンテンツのアクセシビリティの問題(WCAG)が正しく認識されているかどうか、コンテンツ制作者の判断が必要なチェックオーサリングツールが提供している場合 (例えば、手動チェック半自動チェック)、関連コンテンツはコンテンツ制作者に特定される。(レベル A)


    1229:

    根拠: 修正がオーサリングツールのプロセスに必要不可欠である場合、チェックの有用性が大幅に向上し、ウェブコンテンツのアクセシビリティの問題 (WCAG) が適切に対処される可能性がある。


    1473:
    アクセシビリティの問題 (accessibility problems)

    1474:
    ATAG 2.0 では、2種類のアクセシビリティの問題を認識している:
    1476:
  • オーサリングツールのアクセシビリティの問題:
    1479:
  • ウェブコンテンツのアクセシビリティの問題 (WCAG):
    1594:
    ウェブコンテンツのアクセシビリティの問題 (WCAG) を評価するプロセス。ATAG 2.0 では、テスト自動化のレベルに基づいて、3種類のチェック方法を認識している:
    1781:
    ウェブコンテンツ内で識別されたウェブコンテンツのアクセシビリティの問題が解決されるプロセス。ATAG 2.0は、自動化のレベルの増加に基づいて、3種類の修正を認識する。

  • どちらも該当箇所が多いので、どちらの用語に統一するのか、ご相談したいです。

    momdo commented

    例えば、

    アクセシビリティについての問題 (accessibility problems)

    とするのもありかな、と思いました。

    もんどさん案に一票で。

    作業手順案:

    1. 用語集の "accessibility problems" を、「アクセシビリティについての問題」の訳に修正する。
    アクセシビリティについての問題 (accessibility problems)
    
    ATAG 2.0 では、2種類のアクセシビリティの問題を認識している:
    
    オーサリングツールのアクセシビリティについての問題 (authoring tool user interface accessibility problems): ATAG 2.0 のパートAの達成基準を満たさないオーサリングツールのユーザインタフェースの側面。
    
    ウェブコンテンツのアクセシビリティについての問題 (web content accessibility problems)(WCAG): WCAG 2.0 の達成基準 (レベルA、AA、AAA) を満たさないウェブコンテンツの側面。
    
    1. 本文中で、それぞれの用語を参照している箇所を順次修正する。
    2. その上で、表記揺れがないか再度確認する。

    「アクセシビリティ問題」も「アクセシビリティの問題」も、まだ存在するなぁ。

    「アクセシビリティの問題」

    273行目:

                    <li><a href="#gl_b31">B.3.1. アクセシビリティの問題のためのチェック時にコンテンツ制作者を支援する</a></li>
    

    275行目:

                    <li><a href="#gl_b32">B.3.2. アクセシビリティの問題を修正する際にコンテンツ制作者を支援する</a></li>
    

    332行目:

      <p>この二つの利用者...作成されたコンテンツのアクセシビリティの問題は、フォーラムの全体的なアクセシビリティを低下させる。</p>
    

    395行目:

          <li><a name="part_a_applic_note_2" id="part_a_applic_note_2"></a><strong class="handle">反映されたコンテンツのアクセシビリティの問題:</strong>
    

    1475行目:

        <dd>ATAG 2.0 では、2種類のアクセシビリティの問題を認識している:
    

    目次と、参照先の見出しの表記揺れもあるぞ...
    273行目:

    <li><a href="#gl_b31">B.3.1. アクセシビリティの問題のためのチェック時にコンテンツ制作者を支援する</a></li>
    

    1168行目:

        <h3 class="guideline"><a id="gl_b31" name="gl_b31"> </a> ガイドライン B.3.1: アクセシビリティ問題のためのチェック時にコンテンツ制作者を支援する。
    

    @momdo @bakera 用語集を修正後にも
    1.「アクセシビリティ問題」「アクセシビリティの問題」の表記揺れが存在します。
    2. 目次と参照先の見出しの表記揺れもあります。

    1. については、それぞれ原文を洗い出して翻訳の揺れを吸収する感じですか?
    2. についても、1と同様に、どちらかを基準と定めて表記揺れを治したいです。

    よろしくお願いいたします。

    #110 も、こちらでまとめて扱った方がよさそう。

    momdo commented

    #110 については別途PRいただいて解決しましたので一応。

    PR #143 にて対応中です。

    momdo commented

    マージしたのでCloseします。