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「ドキュメント」 vs 「ドキュメンテーション」

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#40 より。
まずは該当箇所の列挙から。

ドキュメント

281:

  • B.4.2. アクセシブルなコンテンツの制作を促進するドキュメントを確保する

  • 828:
  • (a) ドキュメントで説明: 機能の使用方法はオーサリングツールのドキュメンテーションに記載されている。または、

  • 844:

    A.4.2.2 すべての機能のドキュメント化:


    847:
  • (a) ドキュメントで説明: 機能の使用方法はオーサリングツールのドキュメンテーションに記載されている。又は、

  • 1294:

    ガイドライン B.4.2: アクセシブルなコンテンツの制作を促進するドキュメントを確保する。
    1670:
    ドキュメントオブジェクト (document object)

    1671:
    非ウェブベースのオーサリングツール又はユーザエージェントによるソース内のデータの内部表現。ドキュメントオブジェクトは支援技術とのやりとりを可能にするプラットフォームのアクセシビリティサービスの一部を形成する。 ウェブベースのオーサリングツールユーザエージェントが管理するドキュメントオブジェクトを利用してもよい。

    1723:
    アプリケーションと支援技術間のやりとりを提供するため特別に設計されたプログラムによるインタフェース (WindowsアプリケーションだとMSAA、IAccessible2、UI Automation、Mac OS XアプリケーションではAXAPI、GNOMEアプリケーションでは、GNOME Accessibility Toolkit API、JavaアプリケーションではJava Accessなど)。いくつかのプラットフォームではドキュメントオブジェクトを実装することによって、従来のやりとりをさらに強化してもよい。

    1733:
  • アクセシブルなオーサリング済みコンテンツ (WCAG): すでにアクセシブルなウェブコンテンツ (WCAG)であるか、又は適切に空のドキュメントに挿入されればアクセシブルになるだろうオーサリング済みコンテンツのいずれか。

    1749:
  • オーサリングツールと支援技術間のやり取り: 非ウェブベースのユーザインタフェースの場合、プラットフォームアクセシビリティサービスやAPI、また場合によってはドキュメントオブジェクトモデルを利用することを意味する。ウェブベースのユーザインタフェースの場合は、ユーザエージェントが (WAI-ARIAの使用などを通じて) 情報を伝えられることを保証することを意味する。
    1762: 注記 4: "デフォルト状態" は、開発者により設定されたオーサリングセッション開始時のオーサリングツールの状態である。 多くのドキュメントオーサリングツールのデフォルト状態は編集ビューである。
  • ドキュメンテーション

    393:

  • 「オーサリングツールのユーザインタフェース」の範囲: パート Aの達成基準は「含まれている」ウェブコンテンツ技術の生成に関係しているオーサリングツールのユーザインタフェースのすべての部分に適用される。これは編集中のウェブコンテンツビューや、編集しているコンテンツの独立した機能を含む (例 : メニュー、ボタン、バー、ステータスバー、利用者の設定、ドキュメンテーション) 。

  • 401:
  • パート Aを満たすために提供されている機能のアクセシビリティ: パート Aの達成基準は、パー ト Aの達成基準を満たすために追加されたあらゆる機能 (例えば、ドキュメンテーション、検索機能) を含めたオーサリングツールのユーザインタフェース全体に適用される。ガイドライン A.3.7 の適当な達成基準を満たす限り、プレビュー機能は唯一除外される。障害を持つ者を含むすべての開発者にとって、プレビュー機能がエンドユーザの実際に使用するユーザエージェントの機能を正確に反映していることは有益であるため、プレビューは編集ビューとは扱いが異なる。

  • 821:

    根拠: 一部のコンテンツ制作者は、ドキュメンテーションなしにオーサリングツールのユーザインタフェースを理解したり操作することができない場合がある。


    828:
  • (a) ドキュメントで説明: 機能の使用方法はオーサリングツールのドキュメンテーションに記載されている。または、

  • 834:
  • 注記: ドキュメンテーションのアクセシビリティについてはガイドライン A.1.1およびガイドライン A.1.2を参照。

  • 847:
  • (a) ドキュメントで説明: 機能の使用方法はオーサリングツールのドキュメンテーションに記載されている。又は、

  • 853:
  • 注記: ドキュメンテーションのアクセシビリティについてはガイドライン A.1.1及びガイドライン A.1.2を参照。

  • 877:
  • パート B を満たすために提供される機能のアクセシビリティ: パート A の達成基準は、パート B の達成基準を満たすために存在しなければならない機能を含んでいるオーサリングツールのユーザインタフェース全体に適用される(例えば、チェックツール、リペアツール、チュートリアル、ドキュメンテーションなど)。

  • 1303:

    ドキュメンテーションに含まれる実例の集まりは、アクセシブルなオーサリングの慣例 (WCAG) (例えば、マークアップや、WYSIWYG編集ビューのスクリーンショットなど) を示す。(レベル A は WCAG 2.0 のレベル A の達成基準; レベル AA は WCAG 2.0 のレベル A と AA の達成基準; レベル AAA は WCAG 2.0 のすべての達成基準を満たす)


    1316:

    すべてのアクセシブルなコンテンツを支援する機能の使用方法はドキュメンテーションに記載されている。(レベル A)


    1335:

    オーサリングツールドキュメンテーションは、アクセシブルなコンテンツのサポート機能を使用するための説明の索引を含む。(レベル AAA)


    1530:
    コンテンツ制作者が、オーサリングツールのユーザインタフェースを用いて、ウェブコンテンツを編集するアクションのこと (例えば、テキストのタイピング、削除、要素の挿入、テンプレートの適用、など)。その一方で、ほとんどのオーサリングツールのユーザインタフェースでは、コンテンツを編集しないアクション (例えば、保存、公開、プリファレンスの設定、ドキュメンテーションの表示) もまた可能である。
    1667:
    ドキュメンテーション (documentation)

    momdo commented

    そもそもATAG 2.0原文からして、documentとdocumentationが混在しているようです。統一する必要がどうか、というところからでしょうか?

    documentation は定義された用語なので、

    https://www.w3.org/TR/2015/REC-ATAG20-20150924/#def-Documentation

    Any information that supports the use of an authoring tool. This information may be provided electronically or otherwise and includes help, manuals, installation instructions, sample work flows, tutorials, etc.

    これはわざと使い分けているのかもしれないですね。
    一旦このままにしておきましょう。