ジャンルを問わないAwesomeリスト。
Awesomeリストを知っていますか? カテゴリー別でAwesomeなアプリやツールをリスト化しているリポジトリで、 Awesomeは「素晴らしい」「最高」という意味を持っています。
しかし、Awesomeは単純であるが故にいくつかの問題があります。
- リポジトリやカテゴリーが多すぎて網羅できない
- 探しにくい
- 簡潔すぎる概要
- 終わったプロジェクトが記載されていて、その旨が書かれていない
Anysomeはこれらの問題を解決するために作られました。
- 解説ページの作成
- 多言語化に対応
- 検索機能 (解説ページやその他テキスト)
- タグ機能
- 並び替え
- 表示の変更
- 項目のメタデータ追加
Anysomeには大量のライブラリやツールを使用しています。 全てを導入する必要はありませんし、ほとんどはパッケージのインストールと共に導入できます。 VSCodeを使っていれば、拡張機能を自動でインストールできます。
- Node.js
JavaScriptの実行環境。npmやyarn、pnpmを使用するなら必須。 - TypeScript
JavaScriptの上位互換であり、型を持つ。 - pnpm
ストレージにやさしく、高速で、npmやyarnよりも厳格なパッケージマネージャー。 bunの方が高速だが、一部の開発支援ツールはbunに対応していない。 - Astro
- Astro (VSCode)
- Astro (Open VSX)
SSGで右に出る者無し。特定のUIフレームワークに縛られる必要もない。 裏でViteを使用していて、Viteの機能を利用できる。 - Svelte
- Svelte (VSCode)
- Svelte (Open VSX)
バンドルサイズが3KB以下。構文はReactよりシンプルでAstroの構文と近い。 - MDX
- MDX (VSCode)
- MDX (Open VSX)
Markdown内でJSXのようなコンポーネントを使える言語。タグ内でもMarkdownの構文は使える。 - UnoCSS
- UnoCSS (VSCode)
- UnoCSS (Open VSX)
TailwindCSSとある程度互換性があって、リセットCSSが強制的につかない。 - SASS
- SASS (VSCode)
- SASS (Open VSX)
セミコロンや波括弧を省略する構文が特徴的で楽。 - Stylus
- Stylus (VSCode)
SASSの基本的な構文と互換性があり、様々な書き方ができる自由な構文を持つ。
- Fontsource
フォントを外部から読み込まない。フォントの最適化が楽。 - Iconify
- Astro Icon
コンポーネントとして呼び出すだけで使えるし、キャッシュや最適化が自動。 - Autoprefixer
生成されるCSSにベンダープレフィックスを自動で追加する。 - PostCSS Preset Env
CSSの新機能を難なく使えるようにする(実装されていなくても)。 - Pagefind
JSのみで検索機能を実装する。WASMがRustで書かれているので速いし、バンドルサイズも大きくない。 - Giscus
GitHub Discussionsをコメント画面として追加する。すべてをGitHubに依存できる。
- VSCode
- VSCodium
オープンソースでクロスプラットフォーム対応のIDE。Astroが推奨している。 StackBlitzやProject IDXと互換性がある。 - EditorConfig
- EditorConfig (VSCode)
- EditorConfig (Open VSX)
書式の設定などの共通化を行う。対応しているエディターが多い。 - Prettier
- Prettier (VSCode)
- Prettier (Open VSX)
フロントエンドの言語に多く対応しているフォーマッタ。 AstroやSvelte、Stylusにも対応している。 - Biome
- Biome (VSCode)
- Biome (Open VSX)
TypeScriptやTSXに対応しているフォーマッタ。Rustで書かれていて高速。 Linterとしても機能する。 - ESLint
- typescript-eslint
- ESLint (VSCode)
- ESLint (Open VSX)
TypeScript用のLinter。AstroやSvelteに対応させることができる。 - Stylelint
- Stylelint (VSCode)
- Stylelint (Open VSX)
CSS用のLinter。SASSやStylusに対応させることができる。 - markdownlint (VSCode)
- markdownlint (Open VSX)
markdownlintそのものの拡張機能。markdownlintはNode.jsにインストールされることなく、VSCode上でのみ動く。 - Vitest
TypeScriptに対応した単体テストツール。Viteと相性が良さそう。 - Playwright
ブラウザ対応チェックに使えるE2Eテスト用のツール。Cypressより速い。 - Lefthook
Gitコマンドの実行時にCIを挟んで事前にチェックを行えるツール。 Huskyとlint-stagedを網羅していて、なおかつ速い。
- Starship
クソみたいなプロンプトを劇的に改善する。Rustで書かれているので高速。 - fnm
Node.jsのバージョンマネージャー。一部のOSで導入が難しいが、使い勝手は良い。 Rustで書かれているので高速。 - Pretty TypeScript Errors (VSCode)
- Pretty TypeScript Errors (Open VSX)
TypeScriptのエラー表示を改善する拡張機能。 - Path Intellisense (VSCode)
- Path Intellisense (Open VSX)
パスの入力に候補を表示する拡張機能。 - indent-rainbow (VSCode)
- indent-rainbow (Open VSX)
インデントごとに強調したハイライトを追加する拡張機能。 - Error Lens (VSCode)
- Error Lens (Open VSX)
エラーの行をハイライトする拡張機能。