Cannonball カーソルパッド ビルドガイド(English

キット内容

部品名
1 メインボード 1
2 ボトムプレート 1
3 ミドルプレート1 1
4 ミドルプレート2 1
5 保護プレート 1
6 ネジ(短) 4 3mm
7 ネジ(中) 2 5mm
8 ネジ(長) 6 6mm
9 スペーサー(短) 6 3mm
10 スペーサー(中) 2 4mm
11 ダイオード 13 1N4148
12 リセットスイッチ 1
13 ロータリーエンコーダ(ダイヤル) 1 EC11互換品
14 ノブ 1
15 ロータリーエンコーダ(ホイール) 2 EVQWGD001
16 ゴム足 6
17 Pro Micro 1
18 レバースイッチ 2 メインボードに取り付け済み。

キット以外に必要なもの

部品名
キースイッチ 9 Kailh choc V1、もしくはKailh Choc V2
キーキャップ 9 V1は専用キーキャップ、V2はCherryMX互換です。
Micro USB ケーブル 1

オプション

部品名
SK6812MINI-E 9 バックライト
WS2812B 3 アンダーグロー
色違いアクリルプレート

必要な工具

工具名
はんだごて
こて先クリーナー(こて台)
鉛入りはんだ
精密ドライバー
ニッパー等ダイオードの足を切れるもの
エポシキ接着剤
Microsoft Edge、もしくはGoogle Chrome

あると便利な工具

工具名
耐熱シリコンマット
温度調節可能なはんだごて
斜めに切ったタイプのこて先
フラックス
フラックスリムーバー、IPA
ピンセット
マスキングテープ
耐熱絶縁テープ(カプトンテープ)
テスター
はんだ吸い取り線
はんだ吸い取り器

準備

Pro MicroはMicro-USB端子がもげやすいのでエポシキ接着剤で補強します。

両サイドと手前側のはんだ付けされてるところに少し厚めに塗ります。端子の中に入り込まないように気を付けます。
乾燥させている間にはんだ付けを進めましょう。

はんだ付け

はんだ付けのやり方は動画で見るとわかりやすいです。
パーツは思ったより壊れないので落ち着いて作業すると失敗しにくいです。

  • ホームセンターのDCMさんの解説動画(58秒~)

LEDのはんだ付け

LEDを取り付ける場合はメインボードに最初にはんだ付けします。

ダイオード、リセットスイッチのはんだ付け

D1からD13までダイオードを取り付けます。
足を曲げて裏から差し込みます。


ダイオードには向きがあります。三角形の先の棒と黒線を合わせましょう。

表で更に足を曲げて抜けないようにします。
ダイオードと並行に曲げるとあとでキースイッチに干渉しにくいです。

はんだ付けをして足を切ります。

リセットスイッチを裏から差し込み表ではんだ付けします。

フラックスクリーナーを使う人はここで表面を綺麗にしておきましょう。

ピンヘッダーのはんだ付け(Pro Microはまだはんだ付けしません)

Pro Microの取り付け場所にピンヘッダーの短い側を差し込みます。
位置決めのためにPro Mioroを乗せますが、はんだ付けはせず表にします。
メインボードにピンヘッダーをはんだ付けします。
Pro Microをいったん外します。

キースイッチのはんだ付け

ここの二つのキースイッチは足がPro Microと干渉するので短く切ります。
差し込んだ状態で短く切りましょう。
Choc V2の場合は3本の足を、Choc V1では2本の足と固定用ピンの一つを短くします。

全てのスイッチをはんだ付けします。

Pro Microのはんだ付け

隠れてしまうダイオードD3,D4の方向が合っているか、キースイッチの足がはんだ付けされているかを再度確認してください。
足をニッパーで切ったらはんだ付けします。

動作テスト

ロータリーエンコーダーを取り付ける前にPro Microに動作ソフト(ファームウェア)を書き込んで動作確認をしましょう。
キットとPCをUSBケーブルでつないでください。

下のwebサイトにアクセスしてください。

テストファームウェアを選んでFLASHします。

キットのリセットスイッチを押すとArduino Microが現れるので、クリックして接続します。

書き込みが完了したらウィンドウを閉じて大丈夫です。

アドレスバーやテキストエディタを使ってすべてのスイッチが反応することを確かめてください。

Remapを使ってファームウェアの更新ができない場合は、QMK Toolboxをお試しください。

ロータリーエンコーダーのはんだ付け

表からホイール型のロータリーエンコーダーを取り付けます。
ピンの位置を確認してツメを穴に差し込みます。

ツメを穴に引っかけてからピンを穴に差し込みます。 ピンを曲げてしまわないように注意してください。

差し込めたらはんだ付けします。

表からダイヤル型のロータリーエンコーダーを取り付けて裏からはんだ付けします。
クリップの部分ははんだ付けしなくても構いません。

お疲れ様でした。再び動作を確認して問題がなければはんだ付けは終了です。

組み立て

USBケーブルを抜いてプレートを組付けます。
アクリルからは保護フィルムを剥がしてください。

メインボードのネジ穴にスペーサー(短)をネジ(短)で取り付けてミドルプレート1(透明)を嵌めます。
ここの2箇所は表側はネジではなくスペーサー(中)で止めます。

ミドルプレート2とバックプレートをネジ(長)で止めます。
ゴム足も取り付けました。

表に保護プレートをネジ(中)で取り付けましょう。

キーキャップとノブをつけて完成です。

先ほどと同様の手順で本番用のファームウェアに更新しましょう。

カスタマイズ

このキットはレイヤー機能を使っています。

Keyboard Layout Editor で見る

使わないキーを削除したり使用頻度の高いキーを押しやすい位置に変更してみましょう。

ChromeかEdgeでRemapにアクセスしてください。


左を選んで進んでいくとアドレスバーからメッセージが出てキーボードを選択できます。

ドラッグアンドドロップでキーマップの変更が終わったら右上のflashボタンを押すと反映されます。

置く向きに合わせる

レイアウトオプションから方向を変えることができます。

レイアウトの保存と復元

⇔アイコンで作ったレイアウトを保存することができます。
いくつかサンプルをご用意しました。自分のレイアウトを公開することもできるので是非お試しください。

その他

Bluetooth接続

ぱいとん様のゆっくり実況動画

ユーザーの方が組み立ての手順をとてもわかりやすく動画にしてくださいました。
ご購入の前に雰囲気を掴んだり、ビルドガイドと一緒に見ながら作業するとわかりやすいと思いますのでぜひご覧ください。

ファームウェアのフォルダ

https://github.com/Taro-Hayashi/qmk_firmware/tree/tarohayashi/keyboards/tarohayashi/cannonball

VIA用JSONファイル

プレートのデザインデータ

cannonball_plates.zip
発注先のルールに沿ってデータを修正してください。

謝辞

foostan様のフットプリントを流用、改変して使わせていただきました。
https://github.com/foostan/kbd/
https://github.com/foostan/kbd/blob/master/LICENSE

plut0nium様のフットプリントを流用、改変して使わせていただきました。
https://github.com/plut0nium/0xLib
https://github.com/plut0nium/0xLib/blob/master/LICENSE.txt

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この キット は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

販売サイト