Open Source Group Japanでは、個々のオープンソースプロジェクトのより良い発展を促すためには適切なライセンスを選択することが重要だと考えています。しかしながら、Open Source Initiativeが承認したオープンソースライセンスには様々な種類が存在し、理解が難しいと感じられることもあります。Open Source Group Japanでは、これらの参考訳が オープンソースライセンスをより良く理解する助けとなることを望んでいます。
これらの参考訳は、各ライセンスの起草者によって発表されたものではなく、各ライセンスを適用した文書の頒布条件を法的に有効な形で述べたものではありません。 頒布条件としては英語版テキストで指定されているもののみが有効です。
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OSI区分:OSIのライセンス氾濫委員会による区分
- 人気:広く一般的に使用されているか、もしくは強力なコミュニティに支えられているライセンス
- 置換:上位のバージョンで置き換えられたライセンス
- 重複:より一般的なライセンスと重複するライセンス
- 特定:著作権等の特定の各国の規則に対しての特別なニーズを満たすためのライセンス
- 再不:作成者に固有のものであり、他のユーザーが再利用することができないライセンス
- 国際:英語圏以外に適用されるライセンス
- 廃止:自主的に廃止されたライセンス
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FSF区分:FSFによる自由を尺度にした区分
- 自由:FSFが認めるGPLと両立する自由ソフトウェアのライセンス
- 非両立:GNU GPLと両立しないが、FSFが認める自由ソフトウェアのライセンス
- 不自由:FSFが自由ソフトウェアとは認めないライセンス
- ディレクトリ、ファイル名に使用する短識別子は、SPDXに該当ライセンスが存在すればSPDXの識別子を使用するが、存在しなければ当プロジェクトで適当に割り振る。
- シンプルなhtmlをターゲットから抜き出して翻訳した後、pandocにてmarkdown生成
- ライセンスリストは当ファイル以外にSPDXのjson形式のリストを流用したlicenses.jsonを使用することもできる。
- GNU系ライセンス:八田 真行
- QPL-1.0:堀川 久
- Artistic-1.0:大原 雄馬
- IPA: 日本語も正文
- その他:2005年2月までの翻訳はVA Linux Systems Japan株式会社の支援で株式会社トップスタジオと佐渡 秀治が担当。以降は佐渡 秀治、朝田 環。