ファイルおよびメモリ内容を16進数表記でダンプ表示するツールです。
★概要★
- X680x0シリーズのシステムディスクに含まれていた「DUMP.X」ですが無償配布版のシステムには含まれていない為、同等品を作成してみました。
■Ver1.00からの変更点
- ファイルサイズが0バイトの空ファイルを指定するとエラー終了するバグが発見されたため修正しました。
■使用方法
- コマンドラインから、以下のように使用します。
DUMP.X <ダンプ対象ファイル名> <開始アドレス>,<ダンプ長さ>
■オプション
- /M
このオプションが指定されると、ファイル内容ではなくメモリ内容をダンプします。このオプションはダンプ対象ファイル名とは同時に指定する事はできません。 - /<開始アドレス>,<ダンプ長さ>
このオプションが指定されると、<開始アドレス>番地(ファイル/メモリの先頭からのオフセット値)から<ダンプ長さ>分だけダンプします。この際、指定値の前に「X」または「$」を付けると16進数、付けなければ10進数による指定となります。
<ダンプ長さ>を省略して<開始アドレス>のみを指定した場合には指定番地からファイル/メモリの最後までダンプしますが、メモリをダンプする場合にはグラフィックVRAMの512KB以降(実装されていない)等を含むとバスエラー等のエラーを引き起こしますのでご注意下さい。
■使用例
ファイル「test.dmp」の先頭0x10(16)バイト目から0x20(32)バイト分ダンプする例を以下に示します。 左端8桁がアドレス表示、続いて16バイト分のダンプが表示され、右端にはダンプ内容のアスキー表示が行われます。その際、文字として表示できない内容は「.」(ピリオド)に変換して表示されます。
- 本ソフトウェアは正しく動作する事を期待して制作されておりますが、完全な動作を保証するものではありません。
- 本ソフトウェアはフリーウェアとして制作されていますので、個人的な使用に関する限り自由にコピー及び再配布が可能です。
- 本ソフトウェアに対して自由な個人的利用、フリーウェアとしての配布を妨げる事はご遠慮ください。
※本項は、フリーウェアとしての流通を妨げないようにするためのものです。