このページには, 水産研究・教育機構 国際水産資源研究所のホームページ (http://fsf.fra.affrc.go.jp/Tag/Atag_proc.html) で公開しているRコードの最新版を置いています.
このページからは以下のRコードとテキストファイルをダウンロードできます.
- 0-format-LAT292data.r
- 1-install-needed-libraries.r
- 2-run-ukfsst-or-kftrack.r
- 3-listup-kalmanfilter-fitResults.r
- 4-run-analyzepsat.R
- func_get_oisstV2_highres.R
- ReadMe.txt
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これらのRコードは, 照度センサー付き記録型電子標識 (主としてLAT2910, Lotek Wireless Inc.) データに基づくカツオの移動経路推定・補正を行うためのコードです.
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解析に利用した重要なRパッケージはukfsstとanalyzepsatです.
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各Rコード (〇〇.R または 〇〇.r) を各自のパソコンにダウンロードしてください.
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各自のパソコンのフォルダ構造は以下を想定しています.*
(C:/Users/YOURNAME/Documents や /Users/YOURNAME/Documents など)
└── geol
├── LAT292data # ここにLAT292, LAT281などの元データを置く
├── input # 整形されたモデルインプットデータを置く
└── src # ソースコードを置く
├── 0-format-LAT292data.r
├── 1-install-needed-libraries.r
├── 2-run-ukfsst-or-kftrack.r
├── 3-listup-kalmanfilter-fitResults.r
├── 4-run-analyzepsat.R
├── ReadMe.txt
└── func_get_oisstV2_highres.R
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Lotek社の記録型電子標識データ (LAT292, LAT281など) を解析する場合は
0-format-LAT292data.r
のコードから順番に実行してください. それ以外のデータは1-install-needed-libraries.r
のコードから順に実行してください.4-run-analyzepsat.R
のコードは海底地形による補正が必要な場合に実行してください. 陸地のない外洋を遊泳していた場合など, 海底地形による補正が不要なデータもあります. -
Lotek社以外の電子標識データを用いる場合はukfsstが必要とする所定の様式に整形する必要があります. 所定の様式とはこの様式です.
*: 国際水産資源研究所のホームページに公開している概要説明スライドのp.113-120も参照ください.
ここでは注意していただきたい環境構築の方法を説明します.
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Windowsで処理を行う場合, 別途Rtoolsのダウンロード & インストールが必要です. リンク先のページからご自身の使用しているRのバージョンに合ったRtools (大抵の場合はRtools35.exeだろうと思います) を選択し, ご自身のパソコン環境を整えてください.
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上記コードで使用している pathological パッケージは2019年5月30日にCRANのパッケージリポジトリから削除されたようです (こちら). したがって, 通常のパッケージのダウンロード方法ではうまくいかないため, 上記プログラム中で別の手順を踏んでダウンロード & インストールしています (= 最後に公開されていたバージョンのアーカイブをダウンロード & インストール).
- R (3.4.3 ~ 3.5.2で動作確認済み)
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0-format-LAT292data.r
data.table
devtools
lubridate
mapdata
mapproj
maps
needs
pathological (2019.05.30 CRAN package repositoryから削除)
tidyverse
zoo -
1-install-needed-libraries.r
devtools
mapdata
mapproj
maps
needs
R.oo
ukfsst -
2-run-ukfsst-or-kftrack.r (2.5-run-ukfsst-or-kftrack-parallel.r)
data.table
devtools
egg
gginnards
ggpmisc
mapdata
mapproj
maps
needs
pathological (2019.05.30 CRAN package repositoryから削除)
tidyverse
ukfsst -
3-listup-kalmanfilter-fitResults.r
data.table
devtools
needs
pathological (2019.05.30 CRAN package repositoryから削除)
tcltk
tidyverse
writexl
zoo -
4-run-analyzepsat.R
adehabitat
analyzepsat
data.table
devtools
egg
gginnards
ggpmisc
mapdata
mapproj
maps
ncdf4
needs
pathological (2019.05.30 CRAN package repositoryから削除)
tcltk
tidyverse -
func_get_oisstV2_highres.R
date
lubridate
ncdf4
pathological (2019.05.30 CRAN package repositoryから削除)
rvest
tidyverse
(工事中)
プログラムコードを走らせてみたがエラーや警告が出て動かないなどの問題が出た場合は, お手数ですが, このページからIssuesを作成していただくか下記のメールアドレスへお知らせください.
本コードはいずれも GPLv3 です.
参考
- BSD (ukfsstパッケージ)
- GPLv3 (analyzepsatパッケージ)
水産研究・教育機構 国際水産資源研究所 かつおグループ (NRIFSF-SKJG@ml.affrc.go.jp)
Junji Kinoshita (kinoshitaj@affrc.go.jp)