The English version of the build guide is here.
Please refer to here for the Chidori expansion kit build guide.
Chidori 拡張キットの組立説明書はこちら を参照してください。
- はんだごてや工具、部品等でのケガに注意してください。
- 作業中に席を離れるときは、はんだごての電源を確認してください。
- 非常に小さい部品が含まれていますので、失くさないように注意してください。
キットには以下の部品が含まれています。作業前に不足がないか確認してください。
キットを完成させるためには、以下の部品を別途用意する必要があります。
- キースイッチ(Cherry MX互換スイッチ)
- キーキャップ
組立作業には、最低限以下の工具が必要となります。
- はんだごて(温度調節できるものが望ましい)
- はんだ
- ピンセット
- プラス(+)ドライバ
- ルーペ
- フラックス
- テスタ
その他、必要に応じて以下も用意すると良いです。
- フラックス洗浄剤
- はんだ吸取線または吸取機
- マスタ(USBコネクタの付いている側)とスレーブでは使用部品が異なります。手順に「マスターのみ」、「スレーブのみ」と表記されている場合がありますので、注意してください。
- 以下、マスタとスレーブを両方同時に組み立てる想定で手順が書かれていますが、別々に組み立てることももちろん可能です。お好きな方法で組み立ててください。別々に組み立てる場合は、それぞれに必要なステップ以外は読み飛ばして進めてください。
- 取り付ける向きに注意が必要な部品があります。手順にその旨記載されている場合は、よく確認して作業してください。
- マスタ側の抵抗R1〜R8をはんだ付けします。
- スレーブ側の抵抗R1〜R6をはんだ付けします。
ダイオードには向きがあるので注意してください。
- マスタ側のツェナーダイオードD25、D26をはんだ付けします。ダイオード本体の黒いバーが四角いパッドへ向くよう取り付けてください。
- マスタ側の水晶発振子Y1をはんだ付けします。
- マスタ側のコンデンサC2〜C5をはんだ付けします。
- スレーブ側のコンデンサC1〜C3を半田付けします。
**電解コンデンサには向きがありますので注意してください。 **
- マスタ側の電解コンデンサC1をはんだ付けします。リードの長いほうが(+)へ向くように取り付けてください。
ダイオードには向きがありますので注意してください。
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マスタ側のダイオードD1からD24をはんだ付けします。
LEDには向きがありますので注意してください
- マスタ側のLED1(緑), LED2(黄)を半田付けします。リードの長い方が丸いパッドの方を向くように取り付けてください。
- スレーブ側のLED1(緑), LED2(黄)を半田付けします。リードの長い方が丸いパッドの方を向くように取り付けてください。
ICソケットには向きがありますので注意してください。
ICには向きがありますので注意してください
- マスタ側の ICソケットにATMEGA328Pを、スレーブ側のICソケットにMCP23017を、それぞれ差し込みます。
- ICのピンはICソケットより広がっているので、少し内側に曲げてから差し込みます。
- ICの向きを間違えないよう、ICと ICソケットの切り欠きの位置を合わせてください。
回路図( 左側 、右側)を参考に、正しくはんだ付けされているか確認します。
コンピュータに接続する前に、少なくとも以下の項目は確認しましょう。
- VCCーGND間がショートしていないことを確認します。
- USBコネクタの端子がブリッジしていないこと確認します。
- ATMEGA328P、MCP23017、電解コンデンサ、LED、ダイオードが正しい向きに取り付けられていることを確認します。
キーボードをコンピュータに接続すると、緑色のLEDが点灯しますので確認してください。
次に以下の操作を行ってブートローダモードに入り、USBデバイスとして認識されることを確認します。
- BOOTスイッチ(黒)を押したままにする
- RESETスイッチ(白)を押して、離す
- BOOTスイッチ(黒)を離す
ブートローダモードに入ると、黄色のLEDが点滅します。点滅しない場合は、上記の操作をゆっくりと繰り返してみてください。
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Windowsの場合は、libusbKドライバのインストールが必要です。以下のサイトからインストールツールをダウンロードし、セットアップしてください。
ブートローダモードに入らない場合やUSBデバイスとして認識されない場合は、全ての部品が正しくはんだ付けされているか、回路図を参考に再度確認してください。
- ボトムプレートはリバーシブルになっていますので、お好みの面を外側にしてお使いいただけます。
- M2x4mmねじをボトムプレートに差し込み、スペーサを取り付けます。
- ボトムプレートの上にトッププレートとPCBを重ね合わせ、M2x4mmねじで留めます。
- お好みのキーキャップを取り付けます。
ファームウェアはQMKを利用します。以下のリポジトリをクローンしてください。
クローンしたら、ローカルリポジトリのディレクトリへ移動してください。
次にキーボードをコンピュータに接続し、ブートローダモードに入ってください。
以下のコマンドを実行すると、ファームウェアの書き込みが始まります。書き込みに失敗する場合は、再度コマンドを実行してみてください。
$ make chidori:default:usbasp
書き込みが完了したら、RESETスイッチ(白)を押して、ブートローダモードから抜けてください。
ファームウェアをビルドする環境の構築は、こちらのドキュメントを参考にしてください。