知能システム演習

1回目(Pythonの基礎):Pythonの環境の構築、numpyによる数値演算、matplotlib、pdbデバッグ、データ構造(リスト、タプル、辞書、numpy.array、pandas.dataframe)、リスト内包表記、関数およびオブジェクト指向などPythonスクリプトの基礎的な記述方法を学びます。 講義資料

2回目(ロジスティック回帰の実装):人工知能(3セメ)で学んだニューラルネットワークの復習し、ソフトマックス、交差エントロピー、最急降下法などを組み合わせて、2階層のニューラルネットワーク(ロジスティック回帰)を実装することにより、教師あり学習の基本的な実装方法を学びます。

3回目(ニューラルネットワークの実装):3階層のニューラルネットワークを学習するための勾配の導出とバックプロパゲーションの実装を通し、非線形なモデルの実装方法を学びます。

4回目(ニューラルネットワークの応用):Amazonの商品レビューの感情分類およびMNISTの手書き文字画像の分類を参考に、各グループでニューラルネットワークを応用する課題を選択し、ニューラルネットワークを応用する実践方法を学びます。

5回目(グループ発表):各グループごとに、選択した応用課題の概要、応用した結果、工夫したところ、および難しかったところを発表してもらい全体で共有します。

6回目(強化学習の基礎):強化学習の基礎(教師あり学習との違い、動物の行動学習、定式化)および実用的なQ学習法について学びます。また、ベンチマークツールのopen AI Gymのセットアップを行います。

7回目(Q学習の実装):Q学習法の実装を通し、強化学習の基本的な実装方法を学びます。また、Mountain Carタスクを用いて、実装したQ学習による強化学習の実験を行います。

8回目(強化学習の応用):Mountain Carタスクを参考に、各グループで強化学習を応用する課題を選択し、強化学習を応用する実践方法を学びます。

9回目(グループ発表):各グループごとに、選択した応用課題の概要、応用した結果、工夫したところ、および難しかったところを発表してもらい全体で共有します。