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RP2040(ItsyBitsy)を使ったUSB HID Keyboardデバイスの実装です。今のところ、TRS-80用。

Primary LanguagePython

picokey

Raspberry PICOの一種であるItsy Bitsy RP2040を用いたUSB HIDデバイスです。
GPIOよりキー入力を読み取り、定義したキーマップに従いUSB経由でPC/Raspberry Pi等にキーコードを送ります。
現状、GPIOの接続先としてTRS-80 Model 100のみ対応しています。
TRS-80

作り方

使うもの

  • Itsy Bitsy RP2040 1個
  • ジャンパ線(オス-メス)適宜
  • USBケーブル(Micro - Type A)

ハードウェア接続

1.TRS-80の裏蓋をあけ、メインユニットを取り外します。
このあたりの動画を参考に、メインユニットを外します。
キーボード基盤の左側にあるキーボードケーブル(黒10本、白10本)を次の工程で使います。
2.キーボードケーブルとItsy Bitsyを接続します。
以下のように合計17本のケーブルをItsy Bitsyに接続します。
キーボード接続図 ジャンパ線は細いのでコネクタに刺さりますが、Itsy Bitsyのピンヘッダをそのままさす場合は、
SWITCH SCIENCEさんの丸ピンヘッダなら行ける気がします。

ソフトウェア設定

1.Circuit python書き込み
Itsy BitsyにCircuit python 7.3xのuf2を書き込みます。
このあたりを参考に書き込みます。
2.HIDライブラリの格納
Itsy Bitsyのlibフォルダ以下にadafruitのHIDライブラリを格納します。
3.code.pyを格納します。
Thonnyをつかうと便利です。

つなぎ方

Itsy BitsyとPC/Raspberry PIをUSBケーブルで繋ぎます。
Itsy Bitsyは起動するとLEDが点滅します。

制限

  • キーコード全てには対応していませんが、Keymapを修正すれば好きなキーをアサインできます。
  • unix使う時に困るキーは以下のように対応しました。
    キーの置き換え

Thanks to

ライセンス

Apache License v2.0に基づいてご利用ください。ご連絡はlayer8までお願いします。