RapiroをScratch 2.0 Offline Editorから制御するためのソフトウェアです。現在、バイナリでの配布はMacのみで行っています。申し訳ありません。同じソースコードを使ってビルドして実行することは可能かと思います。
- ここからScratch2Rapiroをダウンロードし、解凍します。
- Scratch2RapiroとScratch2.0 Offline Editorを起動します。
- Shiftキーを押しながら左上の「ファイル」をクリックして、「Import Experimental Extension」を選択します。
- 同梱されていたRapiro.jsonを選択します。
- 「その他」のカテゴリにブロックが追加されているはずです!
- Scratch2Rapiroの"Select Rapiro Port"から、Rapiroを接続しているUSBポートを選んでください。
- Macの場合は"/dev/tty.usbserial-..."といった風になっているはずです。
- (Windowsの場合は"COM3"など?)
- Rapiroの目が一度消えて、しばらくしてまた光れば接続成功です。
- 試しにScratchから「前に歩く」ブロックを実行してみましょう。Rapiroが前に歩き始めるはずです。
- もちろん、「すべてを止める」ボタンを押せば初期ポーズに戻ります。
分かりづらくて申し訳ないのですが、ブロックには二種類あります。プリセットで入っているモーションで動かすためのブロックと、カスタムで自分で決めたポーズをさせるためのブロックです。
基本モーションは、プリセットで元から入っているモーションです。いくつかのポーズを順番に動かすことで実現しているようです。基本モーションにあたるブロックは以下のブロックです。
- 停止する
- (前/後ろ)に歩く
- (左/右)に曲がる
- (左/右/両)手を振る
- 両手を握る
- 右手を伸ばす
カスタムポーズをRapiroにさせるには、2つのステップを踏む必要があります。
ポーズNのXのサーボをR度にする
ブロックなどを使ってポーズを登録するT秒かけてポーズNにする
ブロックを使ってそのポーズを呼び出す
の二段階です。一度ポーズを登録してしまえば、何度も登録する必要はありません。また、登録してあるポーズを上書きすることもできます。ポーズの番号はコンピュータの限界が来るまで増やすことが出来るはずですが、あまり大きな数字は入れないほうが良いでしょう。マイナスの数字は入れてはいけません。
カスタムポーズに関するブロックは以下のブロックです。
- ポーズNのXのサーボをR度にする
- ポーズNのX色のLEDの明るさをRにする
- ポーズNをリセットする
- S秒かけてポーズNにする
- ポーズNの時のXのサーボの角度
- ポーズNの時のX色LEDの明るさ
$ cd $(OF_ROOT)/apps/myapps
$ git clone https://github.com/SWITCHSCIENCE/Scratch2Rapiro.git
Scratch2Rapiroは、openFrameworksというツールキットを用いて開発されており、現在は開発にv0.8.1を用いています。 Windows, Mac, Linux共に動作するはずですが、動作確認はMac OSX上でのみ行っています。
addonとして、以下のaddonを利用しているので、開発の際は適宜cloneしてください。
MIT ライセンスで公開します。このソフトウェアを使ったことによるRapiroの故障などに対して、開発チームは一切責任を負いませんので注意してください。詳しくはLICENSE.txtをご覧ください。
This software is released under the MIT License, see LICENSE.txt