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Flash To SS
Flash Exporter Plugin for OPTPiX SpriteStudio
Copyright © CRI Middleware Co., Ltd.
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1.0.0 (2013/9/26) 初回リリース
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動作確認を行った環境:
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Windows 7 64bit / MacOSX 10.7.5 Lion
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Flash CS6
jsfl を実行するために Flash がインストールされている必要があります。
jsflと同一階層に、コンバートしたいflaファイルをコピーし、Main.jsflを実行してください。
表示されるダイアログボックスに、コピーしたflaファイル名を入力してOKを押すと、 OPTPiX SpriteStudio(以降SS) ファイル一式にコンバートします。
SS と Flash にはデータ構造、ツールの仕様において異なる点が多くあります。
そのためコンバートができないFlash の機能・仕様や、コンバートを可能にするための 修正方法について後にまとめました。 コンバーターを利用して頂く前に是非ご一読ください。
※以降の「Flash」とは特に明記しない限り「FlashLite1.1」を指します。
- 原則としてFlashLite1.1に準拠
- シンボルの最下層は、1フレーム1レイヤー、重なり無しのBitmap画像(pngやjpeg)とする。
- 最下層のBitmapを拡大縮小や回転しないこと。
- シンボルは1フレーム目から存在していること。
- 親と子のフレーム数は等しいこと。
- イージング加速減速の再現は近似値
- シェイプ処理及び、それに伴うシェイプトゥイーン(モーフィング)
- マスク
- グラフィックシンボルの独自指定機能(子の指定フレームのみ表示、指定フレームから再生、など)
- イージングの手動グラフ指定
- ActionScript処理
- ボタン処理
- 1レイヤーに複数のインスタンス(原則1レイヤーに1インスタンス)
- シーン
- ガイドレイヤー
- ガイド指定モーション
- 傾斜(反転含む)していないこと
- テキスト(データ的にShapeのため。あらかじめBitmap化しておく) →[修正] > [ビットマップに変換]が便利
- ライブラリ内ビットマップのシンボル名に拡張子があること(.pngなどが削除されていないこと)
- ライブラリ内にディレクトリがあった場合、中のシンボルすべてをライブラリ内のroot直下に配置する。
- ラベル指定アニメーションは、ラベル指定ごとに別flaに分離してからコンバートする。
- 同一レイヤー上にて、タイムラインの途中でシンボルを変えない。
- タイムラインの途中(末尾)で空のキーフレームを入れる場合は、空にせず、スケールを0にする。
- モーションがうまくいかない場合、別画像化、別レイヤー化を検討する。
- 自由変形ツールから回転軸は動かさず、入れ子内を移動して回転軸を調整する。
- テクスチャが斜線になり、うまくロードできていないように見える際は、プロジェクトファイルを再度開いてみる。
- SSのXMLファイルはUTF-8だが、Flash batのテキスト書き出しはUTF-8に未対応 (ただしコンバーターで根本的な異常は発生しなかった)
- Flashにもシーンという概念はあるが、かなり前からレガシーで非推奨になっている。 概念的にはrootのタイムラインが伸びているだけにほぼ等しく、SSとは別概念。
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SSではステージ中心が原点(0,0)だが、Flashはステージ左上が原点(0,0) これはSSのrootの座標をwidthとheightステージサイズ半分ずつ左上に移動することで解消される。
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SSとFlashではy座標のプラスが逆(Flashは上に行くとy座標がマイナスになる。) これはy座標に対し-1をかけることにより解消される。
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Flashにはスケール以外にwidthとheightパラメータ(実際のpx数)が存在するが、 SSに該当項目は存在しない。
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SSにはスケール以外にXサイズ、Yサイズという概念が存在するが、Flashに該当項目 は存在しない。
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SSは(サンプルのZ軸回転の場合)時計回りはマイナスの値だが、Flashはプラスの値
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3D回転は、Flash側でスケールを駆使しても補完が不自然になり、擬似再現は困難 (Incompatibles/Rotation_xyz.swfなど参照)
- SSにはセルマップがあるが、Flashは原則として全画像別ファイルであるため、 画像と対になるシーンファイルが作成される。
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SSは0フレームから始まるが、Flashは1フレームから始まる。
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SSでは親子でタイムライン数が同じだが、Flashでは異なることが多い。 そのため、Flash制作時にその制約事項(rootとroot以外のタイムライン数を同じにする) を守って頂く必要がある。
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FlashではMovieClip化すると、タイムライン編集中には子の状態がわからない。 その点においてSSは、FlashのMovieClipよりグラフィックシンボルに近いと考えられる。
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SSのレイヤーは上のものほど下に描画されているように見えるが、Flashは逆。
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SSでは子供がレイヤー上にぶら下がって見えるが、Flashでは子供の中に入らないと見えない。 よってSSのレイヤーとFlashのレイヤーは見た目が変わるので注意。
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SSの上下反転は、Flashの上下反転+左右反転
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SSの上下反転+左右反転は、Flashの上下反転
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イメージ反転処理は、対象MC内部をセンタリングすることにより可能。
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上記のように、SSとFlashの反転処理は異なる部分が多いので、 反転を交えたアニメーションは原則不可能。 →Incompatibles/Flip_scale_flip.swfのアニメーションサンプルの動き参照
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また、Flashの反転処理は回転とゆがみをトリッキーに組み合わせているにすぎないため、 反転やゆがみ(skew)処理が含まれるFlashは、SSへのコンバートに難があるため、制作時に 反転とskewの使用を避ける。
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SSではターゲットにかならず名前がついているが、Flashではついていないことが多い。 そのため、Flash制作時にその制約事項(MovieClipに名前付与。MovieClipではなく 名前付与不能の場合は、一度MovieClipにしてから名前付与)を守って頂く。
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SSではターゲット名に半角ハイフン-や半角プラス+をつけることができるが、Flashではできない。
- Flashではalpha値とscaleは0~100%だが、SSでは0~1で異なる。(備考:AS3では同じになる)
- FlashではAnchor.ssaeでのアンカー処理に該当する処理が存在しない。 親パーツを縮小すると、子供も必ず縮小されてしまう。 但しセンタリングなどの整列処理は存在する。
- FlashにはAlphaBlendが存在しない。(備考:Flash 8以降にはblendModeとして存在)
- サンプルのbaseはFlashで言うイージングなし。
- サンプルのaccelはFlashで言う強めのイーズイン。(イージング100程度)
- サンプルのdecelはFlashで言う強めのイーズアウト。(イージング100程度)
- サンプルのbezierはFlashで言う相当強めのイーズイン。(カスタムイーズインで手動編集)
- サンプルのelimiteはFlashに存在しない (備考:最近のFlashなら、AS制御のeaseInBackである程度可能と考えられる)
- カーブエディタは、SSは値だが、Flashはパーセント指定かつ、正のみかつ、最大100%
- Flashにはrotation値と異なる、回転回数指定(時計回りor半時計回りも)が存在する。
- Flashの非表示は、スクリプト処理以外では存在しない(ごく最近のFlash環境では指定可能)。 透明度ゼロは存在する。
- Flashに優先度は存在しない。レイヤーと重なり順のみ。 そのため、親子関係を無視した優先度による描画順変更(サンプルPriority.ssae) はできない。
- FlashではNullを明示的に作る項目は無い。ただし空のMovieClipで代用できる。 サンプルと同じく、非表示(透明度)はかならず子供に伝播するのでそこは同じ。
- FlashにはUVアニメーション設定項目が存在しないため、UVアニメーションはできない。 (最近の3Dライブラリを用いたFlashなどは別)
- FlashにはVertexアニメーション設定項目が存在しないため、Vertexアニメーションはできない。 (最近の3Dライブラリを用いたFlashなどは別)
- 最新版のFlash CCではFlashLiteに正式対応していない(作成時と書き出し時の項目から排除されている。) 特に保存時にスクリプトが削除されていると思われる。
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