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Dose Counter for Nuclear Medicine and CT Systems

Primary LanguagePythonMIT LicenseMIT

DoNuTS🍩

Dose Counter for Nuclear Medicine and CT Systems DoNuTS

DoNuTSとは？

DoNuTSとはRDSR(Radiation Dose Structured Report)とDICOM(Digital Imaging and Cmmunications in Medicine)ヘッダーから線量情報と患者情報を抽出するオープンソースソフトウェアです．実行ファイルはWindowsとMac上で動作することを確認しています．

DoNuTSの使い方

  1. 右上あたりのRelease v0.1.0をクリック
  2. zipファイルをダウンロード
    1. windowsの場合 → DoNuTS_v0.1.0_windows.zip
    2. macの場合 → DoNuTS_v0.1.0_mac.zip
  3. zipファイルを解凍後，DoNuTS.exeもしくはDoNuTS.appをダブルクリック
  4. ポップアップが表示され、あらかじめPC内に保存してあるRDSRやDICOMファイルが入ったフォルダを選択
  5. 処理が開始
  6. 処理終了後、4で選択したフォルダ内に処理を行った日付.csvとしてcsvで抽出したデータが保存されます

抽出する線量情報と患者情報

  • Mean CTDIvol
  • DLP
  • Comment (2020.11.10追加)
  • X-Ray Modulation Type
  • CTDIw Phantom Type
  • Acquisition Protocol
  • Target Region
  • CT Acquisition Type
  • Procedure Context
  • Exposure Time
  • Scanning Length
  • Exposed Range
  • Nominal Single Collimation Width
  • Nominal Total Collimation Width
  • Pitch Factor
  • Identification of the X-Ray Source
  • KVP
  • Maximum X-Ray Tube Current
  • Mean X-Ray Tube Current
  • Exposure Time per Rotation
  • Device Manufacturer
  • Device Serial Number
  • DLP Notification Value (2020.11.10追加)
  • CTDIvol Notification Value (2020.11.10追加)
  • Reason for Proceeding (2020.11.10追加)
  • Manufacturer Model Name
  • Patient ID
  • Study Date
  • Patient Name
  • Study Description
  • Patient BirthDate
  • Patient Sex
  • Patient Age
  • Patient Size
  • Patient Weight
  • CT Dose Length Product Total
  • Radionuclide Total Dose (only PET/CT)

想定される使い方

  • 被ばく線量管理
    線量管理ソフトを導入していない施設では，被ばく線量管理は多くの時間と手間のかかる作業となります．そのような施設はDoNuTSを使えばその苦労から解放されます．まず，あらかじめCT検査後の各患者のRDSRファイルをある場所に保存しておく，もしくはPACS上に保存し，実際に被ばく線量管理を行う際にRDSRをExportするなどしてRDSRを一か所に集めます．その後，DoNuTS.exeを使用します．そうすれば正確かつ簡便にRDSRから線量情報を抽出することができ，線量管理を円滑に行うことができます．

こちらの記事も参考にしてください．
被ばく線量情報抽出ソフト『DoNuTS』を作りました - 放射線技術×データサイエンス

検証装置

  • CanonのCT装置のRDSR
  • SiemensのCT装置のRDSRとPET/CT装置のRDSRとPET画像
  • PhillipsのCT装置のRDSR

実行ファイルの作成

本ソフトウェアの実行ファイルの作成（exe化）にはpyinstallerを使用しました．開発版を使用することでWindows7の端末でも動作することを確認しました．もし，ソースコードを編集して実行ファイルを作成する場合，DoNuTS.pyが存在するディレクトリに移動して，以下のコマンドを入力してください．

pyinstaller DoNuTS.py --onefile --clean --icon=DoNuTS.ico

その他

バグの報告や追加機能のご希望はissuesまでお願いします．

修正履歴

2020.05.01 線量関連情報に空欄があった際に，空欄として出力するように変更
2020.05.19 CTとPETの線量情報を結合する際のターゲットに，名前を使用しないように変更
2020.06.08 大幅なコードの変更により取得データ数の大幅な増加
2020.11.10 出力項目を4つ増加し，Philips装置のRDSRで動作を確認
2021.01.30 Macでも動作するように修正し，Releaseから実行ファイルをダウンロードするように変更
2021.02.12 Release上のwindows用の実行ファイルが空であったため，再アップロード（A様報告ありがとうございました）