字幕ヘルパーは、AviUtl拡張編集Pluginのタイムライン上に音声合成ソフトで出力した音声ファイルを
ドラッグ&ドロップした時に、自動で音声ファイルと一緒に出力された字幕が書かれている
テキストファイルのテキストオブジェクトを配置するごちゃまぜドロップス用のスクリプトです。
ごちゃまぜドロップスはAviUtlの拡張編集ウィンドウへファイルやテキストを
ドラッグ&ドロップした時の挙動を拡張するためのoov様が制作したAviUtlプラグインです。
テキストオブジェクトは音声(テキスト)ファイル名に応じたエイリアスをもとに生成をします。
エイリアスとは、オブジェクトの設定(例:座標、色、フォントなど)をエイリアスファイル(exa形式)として保存し、
そのエイリアスファイルを読み込むことで同じ設定のオブジェクトを生成することができる機能です。
本機能を利用する際、以下の前準備が必要となります。
- 音声合成ソフトで音声ファイルを出力する時、一緒にテキストファイルも出力するようにする。
- 自動生成する字幕のテキストオブジェクトのもととなるエイリアスを用意する。
- メニューから「設定(S)」 → 「音声出力設定(S)...」の順に選択します。
- 「テキストファイルを一緒に保存する」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンを押します。
- メニューから「ツール(T)」 → 「オプション(O)...」の順に選択します。
- オプションウィンドウ上の「音声保存」タブを選択します。
- 「テキストファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンを押します。
- 拡張編集プラグインのタイムライン上に、テキストオブジェクトを配置します。
- そのテキストオブジェクトに対し、パラメータの変更やフィルタ効果の追加などの設定をします。
- タイムライン上のテキストオブジェクトを右クリックします。
- 表示されたメニューのうち、「エイリアスの作成」を選択します。
- エイリアス名は適当な名前(ここでは「sample」)、格納フォルダは「Subtitles」を入力します。
- 「OK」ボタンを押します。
- 音声合成ソフトで音声ファイルと字幕用のテキストファイルを保存(出力)します。
このとき、保存するファイル名は「<利用したいエイリアス名>_」から始まるようにしてください。
(例)エイリアスファイル「sample.exa」の設定を利用した字幕オブジェクトを生成したい時、
「sample_001.wav」「sample_test.wav」「sample_0_0_1.wav」のようなファイル名で保存してください。 - Ctrlキーを押しながら、保存した音声ファイルを拡張編集プラグインのタイムライン上にドラッグ&ドロップします。
- 音声オブジェクトと音声ファイル名に対応するエイリアスから作成したテキストオブジェクトがタイムライン上に配置されます。 対応するエイリアスファイルが見つからない場合、「Subtitles/default.exa」を用います。
このソフトウェアには何の保証もついていません。
例え、このスクリプトを利用したことで問題が起こった場合でも、製作者は一切の責任を負いません。
字幕ヘルパーの動作には以下のツール、プラグインが必要です。
- AviUtl version1.00
- 拡張編集Plugin version0.92
- ごちゃまぜドロップス v0.3.8 または、 PSDToolKit v0.2beta30
バージョンが低くても動くかもしれません。
PSDToolKitとごちゃまぜドロップスはどちらかをインストールしていれば大丈夫です。
(ごちゃまぜドロップスはPSDToolKitに同梱されています。)
PSDToolKitを用いる場合、設定によっては競合する可能性があります。
以下のリンクの「SubtitleHelper_X_Y_Z.zip」をダウンロードしてください。 https://github.com/TammyBee/aviutl_subtitlehelper/releases
このインストール方法はPSDToolKitのチュートリアルの方法でPSDToolKitを導入していることを想定しています。
- ダウンロードした「SubtitleHelper_X_Y_Z.zip」を解凍します。
- 解凍して出てきた「Subtitles」フォルダを「aviutl.exe」と同じ場所に配置してください。
- 解凍して出てきた「GCMZDrops」フォルダ内の「subtitle.lua」と「tmblib.lua」を
AviUtlのフォルダ内にある「GCMZDrops」フォルダに入れてください。
ファイル「GCMZDrops/subtitle.lua」の13行目の「P.triggerkey」の値を変更してください。
ファイル「GCMZDrops/subtitle.lua」の16行目の「P.textmargin」の値を変更してください。
ファイル「GCMZDrops/subtitle.lua」の23行目の「P.aliasdir」の値を変更してください。
ファイル「GCMZDrops/subtitle.lua」の26行目の「P.defaultaliaspath」の値を変更するか、
デフォルトにしたいエイリアスファイルをファイル「Subtitles\default.exa」に上書きしてください。
AviUtlに音声ファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイル名に応じたエイリアスを用いた
字幕のテキストオブジェクトも一緒に配置するツールが見つからなかったので作りました。
以下の可能性があるのでお確かめください。
- 音声ファイルをドラッグ&ドロップする時、Ctrlキーを押していない。
- 音声ファイルをドラッグ&ドロップした場所にオブジェクトを配置するために
十分なスペースが確保されていない。 - 音声ファイル名に対応するエイリアスファイルとデフォルトのエイリアスファイルの両方が無い。
正確に言うと、音声ファイルと同一のファイル名を持つテキストファイルが存在するのであれば配置されます。
CeVIOは持ってないのでわからないです。
ドラッグ&ドロップの処理中にエラーが発生しました。
problem occurred executing ondrop: ...\XXX\GCMZDrops\subtitle.lua:97:
cannot open file
音声ファイル名に対応するエイリアスファイルとデフォルトのエイリアスファイルの両方が無いと発生します。
ファイル「GCMZDrops/subtitle.lua」の23行目の「P.aliasdir」と 26行目の「P.defaultaliaspath」の値に
該当するフォルダ、エイリアスファイルがあるか確認してください。
https://github.com/oov/aviutl_gcmzdrops
The MIT License (MIT)
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https://github.com/oov/aviutl_psdtoolkit
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