Undertow / Undertow Alterna ビルドガイド

キット内容

部品名
1 メインボード 1
2 ボトムプレート 1
3 支柱 8
4 M2なべねじ 16
5 M2ワッシャー 32
6 M2スプリングワッシャー 16
7 M2ナット 16
8 M2スペーサー 12
9 M3角ナット 8
10 M3なべねじ 8
11 14pピンソケット 2
12 40pピンヘッダー 2
13 ジャンパーピン 8
14 MOSFET 1
15 10kΩ抵抗 2
16 ゴム足 4
17 RP2040-Zero 1

キット以外に必要なもの

部品名
Killer Whale 側面ユニット 2
Type-C USBケーブル 1

Warning

ジョイスティック側面ユニット2個の組み合わせとホイール側面ユニット2個の組み合わせには対応していません。

組み立て

Undertow / Undertow Alternaには裏表と前後がありお好みの形状で組み立てることができます。 ビルドガイドでは2つのユニットが同じ向きのUndertowでこのように組み立てます。

(オプション)LEDを発光させる場合

MOSFETと10kΩ抵抗をはんだ付けします。

支柱の組み立て

M2なべねじ(銀)12本にM2ワッシャー(銀)を通します。

支柱の保護フィルムをはがし、スペーサーをなべねじで止めます。

M3角ナットをスリットに立てます。

支柱で挟み込み、M2ワッシャー、M2スプリングワッシャー、M2ナットの順に通して固定します。

すべての支柱を組み立てます。

側面ユニットへの支柱の取り付け

シルク印刷を見て側面ユニットの取り付け方を確認します。側面ユニットは傾斜に合わせて左右を組み立ててください。

スイッチプレートを外した側面ユニットに支柱を差し込み、M3なべねじで止めます。

側面ユニットの傾きに合わせてスイッチプレートや保護プレートを取り付けます。

ピンソケットのはんだ付け

14pピンソケット2本から6pを4本切り出します。

側面ユニットのピンヘッダーに差し込み、側面ユニットの支柱をメインボードに差し込みM3なべねじで止めます。はんだ付けが終わったら外すのできつく締めないようにします。

ピンソケットをメインボードにはんだ付けします。

RP2040-Zeroへのテストファームウェアの書き込み

こちらのuf2ファイルをダウンロードしてください。

BOOTボタンを押しながらUSBケーブルでPCと接続するとRPI-RP2というドライブとして認識されるので、ダウンロードしたuf2ファイルをドラッグアンドドロップするとキーボードとして認識されるようになります。

RP2040-Zeroのはんだ付け

ねじを外して側面ユニットを取り外します。

RP2040-Zeroをピンソケットをはんだ付けしたのと同じ面に取り付けます。

Caution

組み立て方でRP2040-Zeroの裏表が異なります。シルク印刷の5V、0、7、15ピンの位置を合わせてください。

ピンヘッダの足を切り両面をはんだ付けします。

ピンヘッダーのはんだ付け

ピンヘッダーをピンソケットをはんだ付けしたのと同じ面に取り付けます。

Note

使う予定のユニット分だけでも大丈夫です。

使用する側面ユニットの種類にジャンパーピンを4つずつ差し込みます。

ボトムプレートの取り付け

M2なべねじ4本にワッシャーを通します。

ボトムプレートをメインボードに当てて、ボトムプレート側からM2なべねじを差し込み、M2ワッシャーとM2ワッシャー、M2ナットで固定します。

側面ユニットの取り付け

側面ユニットのピンヘッダーをピンソケットに差し込みながら支柱をメインボードに差し込み、M3なべねじで固定します。

ゴム足をボトムプレートに取り付けたら完成です。

USBケーブルを差し込んで側面ユニットの反応を確かめましょう。

キーのカスタマイズ

ファームウェアの更新

こちらのuf2ファイルをダウンロードしてください。

基盤にBOOTと書かれている側の2キーを押しながらUSBケーブルを接続するとRPI-RP2ドライブとして認識されます。

Note

うまくいかない場合はテストファームウェアを書き込んだ時と同様にRP2040-ZeroのBOOTボタンを押しながらUSBケーブルを差しこむか、BOOTボタンを押しながらRESETボタンを押したあと少し待ってBOOTボタンから指を離してください。

RPI-RP2ドライブにダウンロードしたuf2ファイルをドラッグアンドドロップしたらファームウェアの更新完了です。 Remapでキーを変更できるようになりました。

トラックボールやジョイスティックの設定

標準では各キースイッチを長押しすることで設定用のレイヤーに移行するようになっています。

レイヤー番号 機能
4 SIDE1の速度変更
5 SIDE0の速度変更
6 SIDE1の角度変更
7 SIDE0の角度変更
8 SIDE1の軸反転、入力モード変更
9 SIDE0の軸反転、入力モード変更

Tip

SIDE1、SIDE0は組み立てる方向や裏表によって変わります。 ジョイスティックが違うSIDEで認識されている場合は一度スティックを押し込んでください。

また、Remapの共有キーマップに各種設定キーを配置したキーマップがあります。

RemapにはFUNCTIONSタブのVIA USER KEYにトラックボールやジョイスティックの設定ができるキーがあります。

Reamp キーコード
Speed + SIDE0 SPD_I_0 SIDE0側の速度、感度を上げる
Speed - SIDE0 SPD_D_0 SIDE0側の速度、感度を下げる
Angle + SIDE0 ANG_I_0 SIDE0側の角度を増やす
Angle - SIDE0 ANG_D_0 SIDE0側の角度を減らす
Invert X SIDE0 INV_0 SIDE0側の軸を片方反転させる
Mode Change SIDE0 CHMOD_0 SIDE0側の入力モードを変える
Speed + SIDE1 SPD_I_1 SIDE1側の速度、感度を上げる
Speed - SIDE1 SPD_D_1 SIDE1側の速度、感度を下げる
Angle + SIDE1 ANG_I_1 SIDE1側の角度を増やす
Angle - SIDE1 ANG_D_1 SIDE1側の角度を減らす
Invert X SIDE1 INV_1 SIDE1側の軸を片方反転させる
Mode Change SIDE1 CHMOD_1 右手側の入力モードを変える
Invert Scroll INV_SCRL スクロール方向を反転する
Toggle Auto Mouse AUTO_MOUSE オートマウス機能の切り替え
OLED Mode OLED_MOD OLEDの機能の切り替え
D-Pad Mode DPAD_MO 斜め入力除外機能の切り替え
Cursor Mode MOD_CUR 押している間だけカーソル移動
Scroll Mode MOD_SCRL 押している間だけスクロール
Key Input Mode MOD_KEY 押している間だけキー入力モード
Slow Mode MOD_SLOW 押している間だけ速度が落ちる
RGB Layers RGB_LAYERS RGB_LAYERS
Reset Joystick JS_RESET ジョイスティックのキャリブレーションをリセット
Gamepad Up GP_UP キーでゲームパッドの上を入力
Gamepad Down GP_DOWN キーでゲームパッドの下を入力
Gamepad Left GP_LEFT キーでゲームパッドの左を入力
Gamepad Right GP_RIGHT キーでゲームパッドの右を入力
Game Mode MOD_GAME 押している間だけゲームモード
Decrease Min Offset OFFSET_MIN_D 小さい値を無視する範囲を縮小(初期設定:50)
Increase Min Offset OFFSET_MIN_I 小さい値を無視する範囲を拡大(最大値:200)
Decrease Max Offset OFFSET_MAX_D 大きい値を無視する範囲を縮小(ゲームモードのみ)(初期設定:0)
Increase Max Offset OFFSET_MAX_I 大きい値を無視する範囲を拡大(ゲームモードのみ)(最大値:200)

その他

ファームウェアのコード

アクリルプレートのデータ

販売サイト