/docker_crane_x7_js

Dockerfile of rt-net/crane_x7_js

Primary LanguageJavaScriptApache License 2.0Apache-2.0

CRANE_X7_JS

window CRANE_X7をNode.js,three.jsを使用してWebブラウザで動作できるサンプルです.

製品ページはこちらです.
https://www.rt-net.jp/products/crane-x7

開発環境

  • OS: Linux Ubuntu 16.04 64bit
  • ブラウザ: Firefox 61.0.1 64bit
  • Node.js: v10.16.0
  • npm: v6.9.0
  • three.js: r97

動作確認済みブラウザ

  • Firefox: 67.0
  • Google Chrome: 69.0.3497.100(Official Build) (64 ビット)

nodeのインストール

本プログラムはNode.jsを使用しています.

nodeのインストール方法として, nodesource/distributionshokaccha/nodebrewを使ったインストール方法を記載します.

  • nodesource/distributionsでインストール

Node.js: 10.16.0 をapt でインストールする.

$ sudo apt install curl
$ curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x | sudo -E bash -
$ sudo apt install nodejs
  • nodebrewを使ってインストール

hokaccha/nodebrewはNode.jsのバージョン管理ツールです。パッケージマネージャのようにNode.jsのバージョンを切り替えて使うことができます.

$ sudo apt install curl
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup
$ echo "export PATH=\$HOME/.nodebrew/current/bin:\$PATH" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

nodebrewを使ってNode.js: 10.16.0 をインストールする方法は以下の通りです.

$ nodebrew install v10.16.0
$ nodebrew use v10.16.0

パッケージのインストール

CRANE_X7_JSリポジトリのclone

本リポジトリを git clone コマンドでダウンロードします.

$ git clone https://github.com/rt-net/crane_x7_js.git 

npmパッケージのインストール

本プログラムで使用する以下の6つのnpmパッケージをインストールします.

  • serialport: ^7.0.2
  • socket.io: ^2.2.0
  • express: ^4.16.4
  • async: ^2.6.1
  • three: ^0.106.2
  • jquery: ^3.4.1
$ cd crane_x7_js/CRANE_X7_JS
$ npm install

コマンドを実行することで、必要なパッケージをインストールできます.

起動方法

プログラムの実行

以下、コマンドを実行して、Webサーバを起動します.

$ cd crane_x7_js/CRANE_X7_JS
$ npm start   
http://****:8080

Webサーバに接続

端末に表示されるIPアドレスhttp://****:8080にブラウザから接続するとCRANE_X7のシミュレータ画面が表示されます.
この画面で動作の作成などが行えます.

window_image window

使用方法 各種操作説明

各ボタンを押すと要素が開きます.

:[モデル変更]

color

色変更

最上部(1~11)が各リンクの色を変更できます.

モデル回転

@でモデルが回転します.

:[ジョイント操作]

range

モデル操作

スライドバーを動かすことで対応する関節が動きます.

:[モーション作成]

slot

  • 1,2,3はデータスロットとなっていて3種類のモーションを保存

  • #:モデルが初期姿勢に変化

  • 再生 :選択したデータを再生(実機のトルクがONの場合実機が動作します)

  • loop:チェックボックスにチェックすると、モーションをループ
    ボックス内には、保存したデータが表示

  • DEL:選択したデータの削除(Delキーでも可能)

  • ALL:ボックス内のデータを全選択

  • clip:現在の姿勢をデータに追加
    (データを選択後、姿勢を変更し、選択したデータに現在の姿勢を上書き可能)

  • SAVE:対応するスロットにデータを保存

データを選択して再生することで、ブラウザ及び実機で動作確認することが可能です.

slot

:[実機動作]

実機に関して

ブラウザで作成した動作を実機で動作させることができます.
実機はCRANE-X7の製品ページを確認して下さい.
x7

実機接続確認

デバイスを接続して、別端末を開いて、以下の操作を行います.

  • USB接続
    SMPS2Dynamixelなどの電源基板とU2D2などのUSB通信コンバータを接続し、電源を入れて、USBポートに接続して下さい.

  • デバイスが認識されているか確認

$ ls /dev/ttyUSB*  
ttyUSB0
  • 接続されたデバイスの書き込み読み込み権限を設定
$ sudo chmod a+rw /dev/ttyUSB0
  • connect ボタンを押すと実機と接続
    接続が完了するとconnectedに変わります.
    接続切断後はサーバを再起動して下さい.

実機動作

send

  • portにport名を入力することで特定のデバイスに接続可能
  • copyを押すと、copingに変わり実機の姿勢をトレース
  • SET:実機が画面上のモデルと同じ姿勢に移動
  • ON:トルクON
  • OFF:トルクOFF
  • 再生:教示保存したデータを再生
  • 教示:実機でトレースした動きを保存
  • RESET:ブラウザ上のモデルを初期姿勢に変更

実機のトルクがONの場合実機が動作します

教示再生手順

  1. 実機をトルクOFF状態にし、copyを実行
  2. coping状態中に、教示ボタンを押すことで動作の保存を開始
  3. もう一度教示ボタンを押すことで動作の保存を終了
  4. 再生を押すことで、教示した動作を実行
  5. 実機をトルクON状態にし、再生を押すことで実際に実機が教示した動作を実行

デモ

注意事項

緊急停止としてキー入力(a~zA~Z)を行うとトルクがOFFになります

License

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