シャレイア語のフォントを TypeScript コードから生成するためのパッケージです。 フォントのグリフデータを閲覧できる Web プレビュー機能が付いているので、生成結果を確認しながらフォントデータを編集することができます。
フォントの Web プレビューは GitHub Pages にもデプロイしてあるので、このパッケージをインストールしなくても見ることができます。
まず、以下のコマンドを実行して必要なライブラリをインストールしてください。 ただし、Windows 環境で実行する場合、コマンドプロンプトや PowerShell では paper.js をインストールする際にエラーが発生します。 Git Bash や WSL が提供する Bash などの Unix 系シェルで実行してください。
npm install
フォントファイルの生成には FontForge の Python スクリプティング機能を使います。
Python 上で import fontforge が通るようになっていれば問題ありません。
Windows の場合は、FontForge の Windows 用インストーラを用いると、FontForge がデフォルトで呼び出せるようになっている Python が勝手に付いてきます。
FontForge をインストールした場所の bin フォルダ内にある ffpython.exe というファイルがそれです。
このフォルダにパスを通してください。
なお、フォントファイルを生成せずに Web プレビューを利用するだけなら FontForge は必要ありません。
以下のコマンドを実行すると、out ディレクトリにフォントが出力されます。
npm run generate -- --python (Pythonのコマンド名)
Python のコマンド名には、import fontforge が通るものを指定してください。
Windows 環境で実行する場合で、上に述べた方法で FontForge をインストールしてある場合は、ffpython を指定してください。
生成できるフォントは、以下のコマンドで一覧することができます。
npm run generate -- --list
以下のコマンドを実行すると、プレビュー用のサーバーが起動します。
npm run develop -- --port (ポート番号)
この状態でブラウザから localhost:(ポート番号) にアクセスすると、生成できるフォントの一覧が表示された Web ページが表示されます。
フォントを選択すると、プレビューを見ることができます。