ゲーム開発は、自分の創造性を存分に活かせる場だ。特に、手軽に作成してすぐに楽しめる小さなゲームを題材とすれば、その魅力をすぐに体験できる。この記事では、小さなゲームを制作する楽しさを探ってみたい。
「小さなゲームを作ること、それ自身が楽しいのだ」の章では、小さなゲームとは何か、小さなゲームを作るのはなぜ楽しいのかを述べる。小さなゲーム開発は大きなゲームを作るための訓練というだけではなく、小さなゲームならではの楽しさがあるのだ。
小さなゲームを作ろうとした時、どのようなプログラミング言語やゲームエンジンを使って作れば良いかは、最初に悩むポイントだ。「ターゲットデバイスと開発環境、何向けに何で作ろうか」の章で、それらに関する情報を集めた。
ゲームの核となるアイデアの考案は、小さなゲーム制作の鍵だ。「小さなゲームのアイデアって、どうやって思いつくの」の章で、そのようなアイデアを思いつくためのヒントを述べる。また、「制約がアイデアを生み、ゲームを完成させる」では、ゲームの入力手段や解像度などに制約を設けることで、より良いアイデアを生み出す方法を探る。
小さなゲームでは、ゲームが始まってから少しずつ難しくなっていく過程をプレイすることが多い。「小さなゲームにおける適切な難しさとは」では、プレイヤーが適度にチャレンジングと感じる難易度設定は、どのようにすれば良いかを考える。
ゲームは無味乾燥では面白くない。「ゲームを「ジューシー」にする」で、ゲームにエフェクトや音などを加えて、より楽しめるようにする方法を、ジューシーという単語を中心に紹介する。
「ゲームを作るツールを自作する」では、自作ゲームと共に、自作ライブラリやゲームエンジンを作ることについて述べる。ゲームの周辺ツールづくりはとても楽しいが、深くのめり込むとゲーム自体は完成しなくなる両刃の剣である。
小さなゲームを短時間で作るために、絵や音を自動生成するという方法がある。「自動生成で楽をする」では、ドット絵や BGM、効果音やレベルをコンピュータに作ってもらう方法を紹介する。
コンピュータがゲームを作ってくれれば、人類はさらに楽ができる。「小さなゲーム、それ自体を自動生成することはできるのか」では、AI チャットボットの活用を中心に、コンピュータがゲームを一から開発できるかの可能性について考える。
小さなゲーム開発に関する様々なトピックを盛り込んでみた。この記事を通じて、小さなゲーム開発の魅力を感じ、多くの人が制作に挑戦するきっかけとなれば幸いである。
- ライセンス:CC BY 4.0
- リポジトリ:joys-of-small-game-development
- 本記事のトップページ:はじめに · 小さなゲーム開発の楽しみ
- 筆者の Web ページ:ABA Games