CanSatのための小型電装基板です。第19回能代宇宙イベント出場機体『かぐや』(同志社大学)のために作りました。
- 大幅な小型化を実現しました(当団体比)。42x25mmでここまでできる!
- 安定して動作しています。
- 50mから自由落下しても故障しませんでした(投下1回目)。
ブロック図: 中身としては、RP2040を中心に、電源(DCDC)、無線(LoRa)、センサー(9軸IMU・気圧)、外付けセンサー用コネクタ(GPS・ToF測距)といった感じです。なお、モータードライバは別の基板として分離して使うようにしてあります。
第19回能代宇宙イベント出場機体『かぐや』(同志社大学)の基板です。 この機体の特徴:
- 成功率向上のため、2機体投下
- タテに二つ重ねて投下するのでなく、制御性向上のため、ヨコに2つ並べてキャリアに収納
- そのためのタイヤ展開
- 小型の基板
3回投下した中で、投下2回目の7mが最良の結果でした。実際の状況は大会報告書を参照されたいですが、走破性の不足によるスタックが一番の問題でした(3回ともプログラムは正常に動作・ログ取得)。
- 機体:運営特別賞
- ポスター:能代ロケット実験場 所長賞
なお、この基板で動かしたコードもGitHub上で公開しています。 リンク