本辞書は北極三號辭書npiiiをmacOSの辞書.appで読込可能にしたものです。
本辞書を導入すると、北極三號を辞書.appから検索出来る様になります。
- Releasesから入手したファイルを展開し、
np108_gg_mac.dictionary
を~/Library/Dictionaries
に置く。 - 辞書.appを起動し、辞書メニュー→環境設定...を選択。「npiii (マイルド字音版)」のチェックボックスをオンにする。
- 辞書.appを終了する。
~/Library/Dictionaries
からnp108_gg_mac.dictionary
を削除する。
辞書.appや辞書サービスに対応したアプリケーションから使用します。前者の場合は、導入した辞書を指定するか、「すべて」を指定して検索します。
読み、単語どちらからでも検索出来ます。但し、元辞書ほぼそのままのため、入力方法に若干の癖があります(後述)。
品詞情報は元辞書のものをそのまま出力します。動詞なのに名詞と表示される等、品詞の情報は必ずしも正確ではありませんので注意して下さい(元辞書は現代仮名遣用のIMEで歴史的仮名遣入力を実現する為に作成されたものであり、未対応である品詞には「名詞」を指定する必要があった、等の事情によるものです)。
現代仮名遣と歴史的仮名遣が一致する場合等、元辞書の時点で収録外の語もあります。必要に応じ、macOS標準添付の「スーパー大辞林」等と併用して下さい。
歴史的仮名遣かつ平仮名大文字で入力します。
(JIS X 0208の範囲内で)正字(旧字)を使用しないと見付からない場合があります。
用言が見付からない場合、語幹のみを入力すると引掛る場合があります。
元辞書のnp108_gg.txt
とnp108_gg_n.txt
とで重複する語に就いては、字音仮名遣を調べる事が出来ます。
np108_gg.txt
、np108_gg_n.txt
の読みに登場する「う゛」を全て「ゔ」に置換sort
で単語品詞をソートjoin
で2つのファイルから単語が一致する辞書と一致しない辞書を作成- ggとgg_n両方に含まれる
- ggにしか含まれない
- gg_nにしか含まれない
sed
で辞書を整形し、タブ形式の1ファイルに統合 (np108_gg_mac.txt
)- stardict-toolsでStarDict形式のファイルを生成 (
./tabfile np108_gg_mac.txt
) - DictUnifierで
np108_gg_mac.dictionary
ファイルを生成 (自動的に~/Library/Dictionaries
に出力される)
stardict-toolsのmakeにはGTK+が必要。macOSの場合、brew
を使ってインストール出来る。make中にエラーが出るが、src
フォルダ内のtabfile
コマンドは実行出来たので詳細未調査。
北極三號辭書npiiiがGPLである為、本辞書もGPLです。
npiii for macOS Dictionary
Copyright (C) 2018 akirakubo
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Includes 北極三號辭書npiii
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