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Mozcのキーマップ設定ファイルを楽に編集するためのツールです。 新規設定ファイルの作成だけでなく、既存の設定ファイルを読み込んで編集したり、複数の設定ファイルを統合することもできます。
GitHub Pagesに公開しているので、以下のURLから使用できます。 https://azishio.github.io/mozc_keymap_editor/
- GUIを使用したキーマップの編集
- キーとコマンドを、複数のモードに対して一括で設定できます。
- 複数の設定ファイルの統合
- 「統合」ボタンからファイルを選択することで、設定ファイルを統合できます。
- すでに同一の入力キーとコマンドのペアが存在する場合、その行のモードを追加します。
- 入力キーとコマンドのペアが存在しない場合、新しい行を追加します。
- 設定の並べ替え
- ドラッグアンドドロップで設定を並べ替えられます。
- 競合する設定の警告
- モードと入力キーが重複する設定がある場合、警告を表示します。
- 設定ファイルのダウンロード
- 「ダウンロード」ボタンから、編集した設定ファイルをダウンロードできます。
- クリップボードにコピーすることもできます。
- 入力キーの正常性のチェック
- キー名の正しさは検証されません。
- 例えば、読み込んだ設定ファイルのキー名が「Hoge」であった場合、UI上でも「Hoge」として表示され、警告は表示されません。
- Mozcが対応しているかを問わず、任意のキーを設定できます。
- キーがMozcに対応しているのかは、ユーザーが確認する必要があります。
- Mozcが対応していないキーの設定を行った場合でも、警告は表示されません。
- キー名の正しさは検証されません。
入力キーはキーボードイベントのkeyの値 を読み取って取得しています。 Mozcの設定ファイルで使用されるキー名とは一部異なるため、そのままでは正常に動作しません。
以下は開発者が認識しているキー名の対応表です。この表にないキー名は、プログラム上で自動的に置き換わりません。 このプログラムで対応していないキー名に気づいた方は、Issueを立てていただけると助かります。
キーボードイベントのkeyの値 | Mozcのキー名 |
---|---|
Control |
Ctrl |
ArrowUp |
Up |
ArrowDown |
Down |
ArrowLeft |
Left |
ArrowRight |
Right |
(スペース) |
Space |
[A-Z] (アルファベット) |
[a-z] |
また、本プログラムでコンビネーションキーとして表示するキーはmeta
,ctrl
, alt
, shift
のみです。それ以外のキーは、そのままのキー名で表示されます。
Mozcがそれ以外のコンビネーションキーに対応していることをご存知の方はIssueでお知らせください。
キーマップテーブル上のUIからキーマップの編集を行います。
行番号です。他の行の設定と競合している(モードと入力キーが同一である)場合、警告が表示されます。
この設定が適用されるモードを指定します。 複数のモードを指定できます。
キーボードからの入力を受け付けるキーを指定します。 このキーが押されたときに、コマンドが実行されます。
すでにブラウザやIMEなどがコンビネーションキーと通常キーの組み合わせを予約している場合、そのキーを一度に入力することができません。 その場合、「コンビネーションキーを保持」スイッチをオンにしてください。このスイッチをオンにすると、コンビネーションキーの入力を保持します。 これによって、コンビネーションキーと通常キーを個別に入力できます。
入力キーが押されたときに実行されるコマンドを指定します。 コマンドは各カテゴリーごとにまとめられています。
この行を削除します。
新しい行を追加します。
編集タブで編集したキーマップの設定から生成した設定ファイルの内容を表示します。 ここから設定を書き換えることはできません。
設定ファイルをローカルから読み込み、その内容を表示します。すでにキーマップテーブルに設定が存在する場合、それらは削除されます。
設定ファイルをローカルから読み込み、その内容をキーマップテーブルに追加します。 入力キーとコマンドが同一で、モードが異なる設定が存在する場合、それらは統合されます。
キーマップテーブルの内容をすべて削除します。
出力タブの内容をクリップボードにコピーします。
出力タブの内容をファイル(keymap.txt
)としてダウンロードします。
このプログラムはMITライセンスのもとで公開されています。