AUTOSARモデル内容一覧ツール

概要

AUTOSAR R4.2.2のarxmlファイルを読み込み,RTEに関連するAUTOSARモデル内容を複数の表に出力します.

表一覧

  • ImplementationDataType(実装データ型)
  • ApplicationDataType(アプリケーションデータ型)
  • Port(SW-Cのポート)
  • SenderReceiverInterface(S/Rインターフェース)
  • ProvidedDataElement(S/Rの送信データ要素)
  • RequiredDataElement(S/Rの受信データ要素)
  • SR - Communication(S/R連携)
  • ClientServerInterface(C/Sインターフェース)
  • ClientOperation(C/Sのクライアントオペレーション要素)
  • ServerOperation(C/Sのサーバオペレーション要素)
  • TriggerInterface(外部トリガーインターフェース)
  • ModeSwitchInterface(モード切替インターフェース)
  • ModeManager(モードマネージャー)
  • ModeUser(モードユーザー)
  • AssemblyConnector(アセンブリコネクタ)
  • DelegationConnector(デリゲーションコネクタ)
  • Runnable(ランナブルエンティティ)
  • ExclusiveArea(排他エリア)
  • Schdulable(BSWスケジューラブルエンティティ)
  • RunnableMapping(ランナブルエンティティとBSWエンティティのマッピング)
  • Partition(パーティション)
  • ComponentInstance(SW-C配置)
  • OsTask(OSタスク)
  • OsAlarm(OSアラーム)
  • RteUsedOsActivation(RteUsedOsActivation)
  • InterRunnableVariable(InterRunnableVariable)

実行環境設定

  • Java環境設定(Java8以降)
    Javaの実行環境をインストールし,PATHを通すか,bin/reporter.bat内のjava.exeをフルパスに変更してください.
  • 必要なファイルの設定
    AUTOSARのサイト(https://www.autosar.org/) から下記のzipファイルをダウンロードし,指定ファイルをschemaフォルダにコピーしてください.
  • ダウンロードするファイル
    • Methodology-and-Templates_Templates.zip (CATEGORIES: 4.2 (CP), CLASSIC PLATFORM)
  • schemaフォルダにコピーするファイル
    • AUTOSAR_4-2-2.xsd
    • xml.xsd

ツールの使い方

コマンドプロンプトでreporter.batを実行してください.
$ reporter.bat <arxml file1> [<armxl file2> [<armxl file3>] ...] [-c <file>] [-e <file>]

  • デフォルトは標準出力へのCSV形式出力です.
  • -c ファイル名.csv → CSV形式出力
    1つのシートに複数の表が入っています.
    "# ****"は表の名前を表しており,その次の行がヘッダーを表しています.
    ヘッダーの次の行からコンテンツが書かれています.タブ区切りです.
  • -e ファイル名.xlsx → Excel形式出力
    表ごとにシートが分かれています.青い行が表のヘッダーです.
  • -cと-eは同時指定可能です.
  • コンテンツがない表は出力されません.
  • 例) $ reporter.bat *.arxml -c sample.csv
    カレントディレクトリにAUTOSARモデル内容一覧であるsample.csv(CSV形式)を出力します.

免責事項

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