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RECARO RS-G x ROADSTER (ND) Headrest Speaker Mount

RECARO RS-G x ROADSTER (ND) Headrest Speaker Mount

レカロのシェルRS-Gはロードスターでは定番のシートです。 NDロードスターの標準シートにはヘッドレストにスピーカーが内蔵されており、 Blutoothハンズフリー通話などはヘッドレストのスピーカーから音が出ます。 つまりRS-Gと一緒に、ヘッドレストスピーカーを移植しないと、 通話できないのです。

一般的にはシート背後の収納のフタや、 ロールバーのカバーにスピーカーを移植する例が多いようです。 これだとちょっとスピーカーが頭部から遠いのと、 プラ部品とはいえ、車両に穴をあけるのが嫌だったので、 シェルにスピーカーを取り付けるためのマウントを設計しました。

シェル背面のベルトホールを通して音声が聞こえる位置で、 かつあまりベルトホールから目立たないように配慮しました。

BOM

  • 3Dプリンタ部品 4個 (ハウジングL, R, カバー2個)
  • M4 x L10mm ボルト 4個
  • 3M VHB両面テープ (シェルに固定する)
  • エポキシ接着剤 (ハウジング左右を接合する)
  • 結束バンド 3個程度
  • 結束バンドベース 両面テープ付 3個程度

組み立て

  • 標準シートから、スピーカー2個とケーブルを取り外してください。ケーブルのコネクタについているクリップは取り外せます。
  • 夏の車内は高温になるので3Dプリンタ部品はABSでプリントしてください。ハウジングは対称面をベッド面にします。カバーは表側をベッド面にします。サポートはなしで印刷可能なように設計しています。
  • ハウジングのベッド面は少し反るので、接着剤で接合しても隙間が生じます。パテなどで埋めて塗装しました。
  • ハウジングに対して、スピーカーとカバーを共締めしてください。ケーブルが長い方が右側です。ボルトはセルフタップで締め付け可能です。
  • 接着剤、両面テープで接合する部位はIPA等でしっかり脱脂してください。
  • スピーカーユニットは重いので、シェルには強力な両面テープで接着してください。3M VHBテープがおすすめです。
  • スピーカーのケーブルは結束バンドでまとめ、シェルに固定します。スピーカーケーブルのコネクタは白いしワイヤーは赤緑と、そのままでは見た目が良くないので、テープなどで巻いて隠します。