GitHub チュートリアル

はじめに

目標

開発中の Rails アプリを GitHub で公開できるようになる

やること

  • GitHub の簡単な使い方
  • git の簡単なコマンド

やらないこと

  • git の詳細な仕組み
    • branch
    • fork
    • clone
    • 通信の秘匿性の担保
    • commit の操作

そもそも GitHub って...?

GitHub はネット上に自分の書いたコードを公開できるサービス

他の人と簡単にコードを見せ合ったり、こう書いたらもっと良くなるんじゃないの?みたいな話ができる場所

GitHub で git リポジトリを作ってみよう

まずは GitHub 上に、自分の Rails アプリを公開するための入れ物を作ろう

この入れ物のことをこのドキュメントでは リポジトリ と呼ぶよ

リポジトリ作成画面へ行く

https://github.com にアクセス

画面右上の + ボタンを押すと New Repository というメニューが出てくるのでそれをクリック

ss01

(もしくは最初から https://github.com/new にアクセスしてもいい)

リポジトリに名前をつけよう

リポジトリに名前をつけて作成してみよう

ss02

リポジトリには好きな名前をつけよう!(もう自分で Rails アプリに名前を付けていたらそれがいいと思う!)

名前を入れたら、緑色になった Create Repository をクリックすれば OK

ss03

このあとのステップで使うからこのページは開いておこう

ローカル環境の Rails アプリで git が使えるようにしよう

ここまでで GitHub 上に、自分の書いた Rails アプリを置くための場所はできた。

次はローカル環境(自分の PC) にある Rails のコードを、 GitHub に送るための準備をしよう

Rails アプリのルートディレクトリに行く

ターミナルを開いて Rails アプリがあるディレクトリに行こう

app とか bin とか config とかがあるディレクトリに行けばおっけー

そこで以下のコマンドを打ってみよう

git init

うまくいくと

Initialized empty Git repository in ~~~~

みたいなメッセージが表示されるはず。そしたら準備 ok

ターミナルは開きっぱなしで!

ローカル環境の git リポジトリと GitHub の git リポジトリを紐づけてみよう

今はまだローカル環境の Rails アプリを GitHub 上のどの入れ物に送ればいいのかを設定してない状態

送り先を設定してあげよう

さてここで https://github.com/furuhama/github_tutorial#%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AB%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%88%E3%81%86 の最後に残しておいた画面に行ってみよう

ss04

赤い四角で囲ってあるところに https://github.com/~~~~~ みたいなアドレスが書いてあるね

それをコピペして、さっき開いていたターミナルで以下のコマンドを打ってみよう

git remote add origin <コピペしたアドレス>

これでローカル環境で、送り先の GitHub の入れ物が設定できた

アクセストークンを取得しよう

このあといよいよ自分のコードを GitHub に送るとなった時に、そのための専用のパスワードを取得しないといけない

細かい理由はここでは説明を避けるけど、より安全な仕組みのために必要なこと、と思っておいてほしい

まずは https://github.com/settings/tokens にアクセスしてみよう

こんな画面になると思う

ss05

右上の Generate new token を押したらパスワードを聞かれるから入力して先に進もう

そしたらこんな画面が出てくるはず!

ss06

一番上の repo というところだけチェックをつけて、一番上の Token description に適当な名前をつけて(僕と同じで local repository とかでいいと思う!)

ページ一番下の Generate token をクリック

ss07

すると元の画面に戻って、今回 GitHub が作ってくれた特別なパスワードが表示されているはず(下の写真だと赤い枠の中)

ss08

このパスワードは一回しか表示されないから、ページを閉じる前にちゃんとどこかにメモしておこう

(間違って消しちゃったら、また https://github.com/settings/tokens にアクセスして作り直そう)

ローカル環境の git リポジトリから GitHub の git リポジトリにファイルを反映させてみよう

ここまできたら実際にソースコードを GitHub に送ってみよう

細かい意味まではここでは説明しないけど、今までの設定がうまく行っていたら、以下のコマンドを上から順に打つとうまく行くはず!

git commit -am 'Initial commit'

git push origin master

そしたら Username とか Password とかを聞かれるから

自分の GitHub の ID と、さっき GitHub 上で作ったパスワードを入力しよう

Username for 'https://github.com': furuhama (<- ここは自分の GitHub ID を入れよう)
Password for 'https://furuhama@github.com': (<- さっき作った特別なパスワードを入れよう)

上手くいったら

Enumerating objects: 10, done.
Counting objects: 100% (10/10), done.
Delta compression using up to 4 threads
Compressing objects: 100% (7/7), done.
Writing objects: 100% (7/7), 639.14 KiB | 15.59 MiB/s, done.
Total 7 (delta 2), reused 0 (delta 0)
remote: Resolving deltas: 100% (2/2), completed with 2 local objects.
To https://github.com/~~~~~~~~~~~/~~~~~~~~.git
   7c7xdd1..dxcx4b2  master -> master

みたいなメッセージが表示されるはず。

そしたら GitHub の自分リポジトリのページに行ってみよう!自分のソースコードが見えるようになっている

おわり

これで晴れて自分のソースコードを GitHub に公開することができた。

難しい内容に触れないように書いたので、正確じゃない書き方をしているところもあるけど、まずは気にせずに GitHub を楽しく使えるようになろう!

詳しい内容が気になったらチャットか直接会った時に質問してもらえれば、なんでも(?)答えます!

お疲れ様でした!