社内SharePoint & OneDrive をユーザー権限で検索できるPower Apps です。また、SharePoint ドキュメントライブラリから取得したファイルを要約する機能、フリーに質問する機能も備わっています。
Document.Search.mp4
Note
ギークのXのポストまで是非ご感想を!
例えば、このようなシーンで利用できるのではないかと思っています。
このアプリは、YouTube 動画で紹介しています。
- ライセンス
- Power Apps Premium ライセンス
- AI Builder アドインライセンス (クレジットを基本ライセンスに付与されている分を超過して必要な場合)
Note
事前にSharePoint ドキュメントライブラリにファイルを保存しておいてください。
- AI Builder のAIプロンプトで利用しているモデルはGPT-4oです。そのため128,000トークンが上限です。
- 要約に対応しているファイル形式は以下のとおりです。
doc、docx、epub、eml、htm、html、md、msg、odp、ods、odt、pdf、pps、ppsx、ppt、pptx、rtf、tif、tiff、xls、xlsm、xlsx
- 検索は、SharePoint 検索できるファイル形式全般に対応しています。
PowerPoint ファイルであっても、一度PDFに変換してOCRを行い、AIプロンプトで処理できるようにしています。
出力結果を保存して、後に見直すことができるようにしています。
ファイル内容について追加で質問することができ、深堀りすることができます。
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Power Apps ポータルにアクセス
- Microsoft Power Apps 作成者ポータルにログインします。
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ソリューションのインポート
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本ソリューションのリリースからソリューションファイルを取得します。
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Power Apps ポータルで「ソリューション」セクションに移動し、「インポート」ボタンをクリックして、ダウンロードしたソリューションファイルをアップロードします。
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すべてのカスタマイズの公開
アプリはこちらから起動できます。
起動時にはサインインが求められます。これにより、ユーザーの権限でファイル検索が行えるようになっています。
SharePoint に対して検索を行います。
Note
自然言語またはキーワードを入力することができます。
要約が可能なファイル形式の場合は要約ボタンが活性化していますが、要約に対応していないファイル形式については非活性化しています。
このようなエラーメッセージが表示されましたら、接続情報を更新する必要があります。
ソリューションから要約のフローを選択して確認します。
このようにSharePoint のアクセス許可がエラーになっていることがわかります。
Power Automate を開き、接続を更新します。
接続を更新されるように促されます。
再接続を行います。
問題が解消しましたら、アプリに戻ります。
要約を実行できるようになりました。
出力結果がこのように表示されました。
以上