Dataverse 内のデータの検索を行い、Copilot Studio の生成型の回答で要約返答することができるソリューションです。
copilot.mp4
KBCopilot - ナレッジ回答Copilot は、前提として以下のPower Apps で作成されたナレッジ管理アプリをインストールする必要があります。
また、ナレッジ回答アプリはAttachments Grids というPCF (Power Apps Component Framework)を利用しています。そのため、段階的にソリューションをインストールしてください。
Note
今回利用するPCF は添付ファイルを簡単にアップロードすることができるソリューションです。
ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードすることが出来ます。
アップロードはDataverse のメモ (タイムライン)に保存されます。
このようにPCF が提供されているPCF Gallery から様々の機能をインストールすることが出来ます。
有志での提供のため、その殆どがサポート対象外のためその点はご注意ください。
- Copilot Studio スタンドアローンライセンスが必要です。
- Power Apps Premium ライセンスが必要です。
- AI Builder のクレジットが必要です。
手順は以下のとおりです。各ソリューション間には依存関係があるためこの順番でインストールするようにしてください。
- Attachments Grid
- 環境のDataverse検索を有効にする
- KBApp - Power Apps モデル駆動型アプリのリリース
- KBCopilot - Copilot Studioで作成したナレッジ回答Copilotのリリース
KBCopilot をインストールする際には環境変数 KBAppURLが問われます。
KBAppのペースURLを入力するようにしてください。
モデル駆動型アプリを起動してappidまでのURLを入手しておきます。
Note
各ソリューションをインストール後、すべてのカスタマイズを公開するようにしてください。
もし、Power Automate クラウドフローがオフになっている場合、オンにするようにしてください。
Attachemnts Grid はGitHub上にソリューションが提供されています。
こちらからZip ファイルをダウンロードしてください。
ソリューションをインストールし、まずはPower Apps ナレッジ管理 モデル駆動アプリにデータを登録します。
データを登録したら、Copilot から質問を投げかけます。
ナレッジベースに書かれていることについて質問をしてみます。 ※事前にモデル駆動型アプリからなどで、Dataverse にナレッジを登録しておく必要があります。
ナレッジがヒットすると、Copilot に返答が行われます。
引用のリンクをクリックすると、ソースを確認することが出来ます。 モデル駆動型アプリに遷移する事ができるようになってきます。
クラウドフローで検索を行っています。
ユーザーのからのメッセージからキーフレーズ抽出をAI Builder にて行います。
検索結果はナレッジのテーブルからDataverse 検索機能を利用してTop 3 を抽出しています。
抽出した結果をCopilot Studio の生成型の生成のカスタムデータで扱える形式にして返答します。