Azure CycleCloud はMicrosoft Azure上で簡単にCAE/HPC/Deep Learning用のクラスタ環境を構築で>きるソリューションです。
Azure CyceCloudのインストールに関しては、こちら のドキュメン>トを参照してください。
scFLOW用のテンプレートになっています。 以下の構成、特徴を持っています。
- Slurmジョブスケジューラをschedulerノードにインストール
- H16r, H16r_Promo, HC44rs, HB60rs, HB120rs_v2などソルバー利用を想定した設定
- OpenLogic CentOS 7.x/8.x HPC を利用
- NFS設定されており、ホームディレクトリが永続ディスク設定。Executeノード(計算ノード)からNFSをマウント
- Azure CycleCloudでTerminate(VM削除しても)/sharedのホームディレクトリは削除されない
- MasterノードのIPアドレスを固定設定
- 一旦停止後、再度起動した場合にアクセスする先のschedulerノードのグローバルIPアドレスが変更されない
- 対応ソルバ
- scFLOW 2020, 2021(対応中)
- SCRYU/Tetra 2020, 2021(対応中)
- STREAM 2020, 2021(対応中)
前提条件: テンプレートを利用するためには、Azure CycleCloud CLIのインストールと設定が必要です。詳しくは、 こちら の文書からインストールと展開されたAzure CycleCloudサーバのFQDNの設定が必要です。
- テンプレート本体をダウンロード
- 展開、ディレクトリ移動
- cyclecloudコマンドラインからテンプレートインストール
- tar zxvf cyclecloud-scFLOW.tar.gz
- /blobディレクトリにGAMESSやNAMDなどソースコード、およびバイナリを設定します。 - cd blob - wget xxx: ダウンロードするファイルはproject.iniを参考にしてください
- cd cyclecloud-scFLOW
- cyclecloud project upload cyclecloud-storage (Lockerの指定)
- cyclecloud import_template -f templates/slurm-scflow.txt
- 削除したい場合、 cyclecloud delete_template scFLOW コマンドで削除可能
- GPUが利用できるリージョンでの利用を想定しています。東日本リージョンなどが対象です。西日本は対応していません。
- Azure CycleCloudの対応バージョンは 8.1.x以降になります。
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