UArrayCollections
UdonSharpでは現状(ver1.1.1時点)で実装されていない、ListやDictionaryなどのコレクションのような操作を、通常の配列変数で実現するUdonSharpのユーティリティクラスです。
ListやDictionaryの他に、QueueやStackも用意しています。
使用条件
UdonSharp v1.1.1 以降
ダウンロード
Releasesページ、または、こちらのページから zipファイル、またはUnityPackageをダウンロードしてください。
使用方法
using UArrayCollectionsを宣言します。- 配列変数を定義します。
- 配列変数を引数とし、Initializeメソッドを呼び出します。（配列の初期化）
- 配列変数を引数とし、各機能のメソッドを実行します。（メソッド詳細はこちら）
using UdonSharp;
using UArrayCollections;
public class UseArrayCollections : UdonSharpBehaviour
{
string[] values;
void AnyAction()
{
UList.Initialize(ref values);
UList.Add(ref values, "abc");
}
}
Dictionaryの場合、KeyとValueのために2つの配列変数を使用します。
string[] keys;
string[] values;
void AnyAction()
{
UDict.Initialize(ref keys, ref values);
UDict.Add(ref keys, ref values, "k1", "abc");
UDict.Add(ref keys, ref values, "k2", "def");
string k1val = UDict.GetValue(keys, values, "k1"); // k1val = "abc"
}
注意
処理は一般的な配列コピーやループ検索が主です。
処理効率は特別に優れているわけではありません。
特に配列の要素数が多くなるに従い、重くなる傾向にあります。
ライセンス
MIT Licenseで運用します。
当パッケージを組み込み、再配布することを許可します。
その際には当パッケージが組み込まれていることを記載しておくことをお勧めします。