IFCデータ管理システムは、IFCモデルサーバとIFC幾何形状サーバの二つから構成されています。
IFCモデルサーバは、IFC形式のBIMデータを管理し、管理しているBIMデータから分データを抽出・提供する機能を持っています。
IFC幾何形状サーバは、IFC形式のBIMデータから空間検索用の3Dデータを生成し、それを用いた空間検索やデータ変換機能を提供するサーバサイドアプリケーションです。
IFCモデルサーバーとIFC幾何形状サーバーはの利用手順は以下を想定しています。
① IFCモデルサーバーにIFC形式のBIMデータをアップロードします。その際、アップロードしたモデルに対してIFCモデルサーバーはIDを発行します。
② IFCモデルサーバーにアップロードされたBIMデータと同じモデルをIFC幾何形状サーバーにアップロードします。その際、IFC幾何形状サーバーには、IFCモデルサーバーから発行されたモデルIDを入力します。
これにより、IFCモデルサーバーで管理しているモデルIDでIFC幾何形状サーバーを用いた空間検索を行うことが可能となります。
利用方法
ifcgeometryserver, ifcmodelserverのフォルダ直下にそれぞれdocker-compose.ymlがあります。 各フォルダの直下に移動した上でdocker-compose up -d を実行すると、コンテナが作成されて、サーバーが実行されます。
ローカルホスト以外で実行する場合は、ifcmodelserver直下にあるconfig.iniのgeomserver属性や、swagger.jsonのhostを必要に応じて適宜書き換えてください。