https://app.ninja-maker.site/service
- Ninja Makerは、ユーザーが独自の忍者キャラクターを簡単に作成・公開できるプラットフォームです。
- ユーザーは、性別・種類(アニメ風/実写/猫)生年月日を選択するだけで、下記の要素が自動生成されます。
- キャラクターの名前(漢字と英語読み)
- 忍者としてのスキル、簡単なバックストーリー
- 画像(アニメ/実写、いずれか選んだ方)
課題
- ゲーム/小説/漫画のキャラクターデザイン(忍者)に時間がかかる(英語圏など)
- 漢字に詳しくない場合、オリジナル創作のキャラクター設定に深みが出ない
解決策
- キャラクターデザインのプロセスをAI生成で簡素化(少なくとも叩き台ができる)
- 漢字を含めたキャラクター名をAIが提案し、思考の負担が減る(プロンプトがあるため量産できる)
- 最大の挑戦は、私がエンジニアではなかったことです。そしてソロチームでした。深夜にGPT4と壁打ちをしながら進めました。(汎用AIが身近にある時代で良かったです)
- あとは、API周りのキャッチアップが大変でした。簡単に実装できるかなと思いきや、見えない落とし穴に時間をとられました。結果なんとかなりましたが、少しフリクションのあるUI/UXになってしまったので、そこはちょっと残念です。OpenAI・NovelAIのAPI実装経験がある方と組むべきだったかなと思います。
- 手持ちのMacBookのスペックが足りていなかったため、Blenderによるゲームアセットの修正などは間に合いませんでした。計画通りにゲーム開発するためには適切な資金計画が必要だと感じました。(投資家の方、mtgお待ちしております)
- フロント/バックエンド: Adalo(ノーコードツール)
- 画像アセット生成: NovelAI, DALL-E 3
- API: Open AI(テキスト/画像生成のために、Adalo内からコール)
- ドメイン取得: お名前.com
[下記は、期間中に途中まで実装進めていたツール]
- CSM AI(2D画像の3D変換)
- Mixamo(リギング・アニメーション追加)
- Blender(メッシュの削減)※PCスペック不足で断念→M3のMBA買おうと思います
- Buildbox(ゲームの作成)※Temple Runのような3Dランナーゲームを予定
- ほぼ最後の2日間で実装しました(数日に分けてFigjam上で設計)
- AdaloでUIとデータベースを作り、ボタン押下時にOpenAIのAPIをコールさせました
- 主にNovel AI(2Dアニメ系)・DALL-E 3(3D実写系)で作成した画像をアップロードし設置
- 取得したドメインを設定し、PWAとして公開(一応レスポンシブだがPCのほうがレイアウトが安定)
[下記は、期間中に途中まで実装進めていた工程]
- DALL-E 3でTポーズの3Dぽい画像を作成し、エクスポート
- CSM AIで、上記の2D画像を3Dモデルに変換、FBX形式でエクスポート
- AdobeのMixamoでオートリギングを行い、走るアニメーションを追加、エクスポート
- Blenderでメッシュの削減をしようとしたところスペック不足(&配分)で力尽きた
- BuildboxにキャラクターのFBXファイルをインポートし、アクション等を設定。ゲーム完成次第iOS/Androidアプリとしてエクスポート、App Storeに掲載申請
- やはりチームは必要。しかし、一人でもある程度ゲームスタジオっぽいことができると分かった
- ノーコードの制約にハマり、フリクションのあるUXになってしまった。本来ならもう少し画面数とユーザーアクションは少なかったはずなので悔しみ..
- とはいえ、生成AI × ゲームスタジオのオペレーションはある程度固まったので、今後に希望は持てそう
- まずは、Ninja Makerで生成したキャラクターを3Dアセット化し、Buildboxにインポートするところを目指します。
- 次に、ゲームタイトルのリリースを目指します。ここまでを3月20までに目指します。
- 最終的には社内ツールとして、著作権面クリア & 2D→3Dアセット(FBX)までを一気通貫にできるツールを作りたいです。もしかしたらそれが外部の人にも使ってもらえて事業になるかもしれない..(※EpicやRobloxもやってそうだが、そんな感じのスタートアップがアメリカで資金調達成功してました)
- マーケットリサーチから実装まで一人で大変だったので、生成AI × ゲームスタジオっぽいスタートアップに興味のあるエンジニアの方、お話ししましょう〜