passet
はPHPアプリケーションで利用する静的ファイルを管理するためのライブラリです。
composer.json
を書きます。
{
"require": {
"passet/passet": "dev-master"
}
}
composer
からインストールします。
php composer.phar install
passet
の使い方を説明します。
<?php require 'vendor/autoload.php'; ?>
<div>
<h1>Example</h1>
<?php \Passet\Manage::js('/path/to/foo.js')->add(); ?>
<p>......</p>
<?php \Passet\Manage::js('/path/to/bar.js')->add(); ?>
</div>
<?php \Passet\Manage::outputJs(); ?>
出力されるHTMLは以下のようになります。
<div>
<h1>Example</h1>
<p>......</p>
</div>
<script src="/path/to/foo.js" type="application/javascript"></script>
<script src="/path/to/bar.js" type="application/javascript"></script>
HTMLタグの合間に記載されたコードが、すべて最後の行で出力されます。
これは、テンプレートファイルを分割して、その中にスクリプトタグが書かれたときに、スクリプトタグがHTMLタグの中に埋もれてしまうのを防ぐ効果があります。
スクリプトタグを出力する際に、コードをインライン展開することが可能です。
// this file name is inline.js
console.log('hello world!!');
<?php require 'vendor/autoload.php'; ?>
<?php \Passet\Manage::js('inline.js')->writeInline()->add(); ?>
<?php \Passet\Manage::outputJs(); ?>
以下のようにjavascriptのコードがインラインで展開されます。
<script type="application/javascript">
// this file name is inline.js
console.log('hello world!!');
</script>
普段、インラインで記述するような簡単なコードでも使い回すことが可能になります。
scriptタグ同様にstyleタグを出力することが可能です。
<?php require 'vendor/autoload.php'; ?>
<?php \Passet\Manage::css('/path/to/css')->add(); ?>
<?php \Passet\Manage::css('/path/to/css')->writeInline()->add(); ?>
<?php \Passet\Manage::outputCss(); ?>
imgタグはscriptタグやstyleタグのようにまとめと出力する機能はありません。
imgタグはインラインで読み込むかsrcパスを指定して読み込むかを指定して出力することが可能です。
<?php require 'vendor/autoload.php'; ?>
<?php echo \Passet\Manage::img('/path/to/img')->build(); ?>
<?php echo \Passet\Manage::img('/path/to/img')->writeInline()->build(); ?>
出力出来るimageファイルは以下のタイプのものに限定されています。
- png
- jpeg
- gif
- bmp