これは Delphi/C++Builder/RAD StudioでiOS/macOS/Linux向け開発で IDEからmacOS/Linux環境にビルドしたアプリをコピーしてデバッグ実行したり SDK情報をIDEにコピーするために必要なブリッジサーバ PAServer を 実行するためのラッパースクリプトです。
PAServerはDelphi/C++Builder/RAD Studioのメジャーバージョンや サブスクリプションアップデートごとに異なるバイナリを組み合わせるため、 開発用途によっては複数のバージョン違いのPAServerをmacOSやLinuxに インストールして使用します。
これをmacOSのLaunchPadから選択して起動するのはスマートな方法とは思えないため、 ターミナル上からコマンド実行して対話的にPAServerを選択実行できるランチャーの シェルスクリプトを実装しました。
ベースのスクリプトは以前に https://qiita.com/kazinoue/items/583f3271fe96ee8d1b6d で 記事化したコードをですが、これをGithubリポジトリに移管し、いくつかのアップデートを加えています。
PAServer.sh をパスの通った適当な場所にインストールして実行するだけです。 peco や percol をインストール済みの場合はスクリプト内の interactive_helper に記述しておくと 実行するPAServerの選択がよりスマートに行えます。
macOS では /Application フォルダにインストール済みの 複数のPAServerを探します。
Linuxでは ~/PAServer-* を対象に探します。
また、~/.paserverrc が存在する場合は PAServer の設定ファイルとみなして自動的に読み込みます。
設定可能な項目は下記ページを参考にしてください。設定ファイルのサンプル例は、このリポジトリの .paserverrc をご利用いただけます。 http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/ja/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0_%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88_%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC_%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%9A_PAServer