- SI単位系の単位以外の使用を禁止します
- SI単位系は度々改訂されているため、The International System of Units(SI) 9th edition 2019を本ルールの基準とします
- JIS Z 8203:2000「国際単位系(SI)及びその使い方」においても使用法が定められていますが、制定時期の関係で上記の国際文書とは異なる点があります
- SI単位系の単位とは以下のいずれかの単位、またはそれらの組み合わせ(組立単位)を指します
- SI基本単位(s, m, kg, A, K, mol, cd)
- 固有の名称をもつSI組立単位(rad, sr, Hz, N, Pa, Jなど22種)
- 以下の文字は単体では単位となることができませんが、単位と組み合わせて使用できます
- SI接頭語(M, G, k, mなど20種)
- SI単位を組み合わせる際に使用される記号(, ^, -, ·, ・, ・, (, ))
- 次元を表すための数字(e.g. m^2)
- 以下のSI併用単位も許容します
- SIに属さないが、SIと併用される単位(min, h, d, au, °, ′, ″など16種)
- これらは
restrictNonSIUnits
オプションで禁止できます
- 数値 + 単位の組み合わせを検出します
- e.g.「10 m」「273 K」「123 kgm^2/s^3」
- 数値と単位の間には半角スペースが入っている必要があります
- IDや型番のような、単位と関係ない文字列を誤検出するのを防ぐためです
- 日本語の単位や助数詞
- e.g.「枚」「本」「糎」「㌢㍍」
- 小数点や記号入りの数値
- e.g.「2.56 m/s」「1.1e-10 m」
- ただし、小数点・記号より後にも数字があればその部分を検出します
- LaTeX等で数値と単位の間に半角スペース以外を使用しているもの
- e.g.「
10\,m
」「\SI{123}{kgm^2/s^3}
」「$123\ \mathrm{kgm^2/s^3}$
」
- e.g.「
Install with npm:
npm install textlint-rule-use-si-units
Via .textlintrc
(Recommended)
{
"rules": {
"use-si-units": true
}
}
Via CLI
textlint --rule use-si-units README.md
allowedUnits
- この配列にある文字列には、SI単位系に従っていなくとも警告を出しません
restrictNonSIUnits
false
(default): SI併用単位も使用できますtrue
: SI併用単位の使用を禁止し、SIに属する単位のみ認めます
{
"rules": {
"use-si-units": {
"allowedUnits": ["Å"],
"restrictNonSIUnits": true
}
}
}
Builds source codes for publish to the lib
folder.
You can write ES2015+ source codes in src/
folder.
npm run build
Run test code in test
folder.
Test textlint rule by textlint-tester.
npm test
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