# Reflec Licensed under the MIT License. Copyright (c) 2007-2012 Kota Saito ## はじめに この Reflec は2つのソフトウェアから成っています。 * Reflec2 * Windows Media エンコーダーによるメディアストリーミング(mms://〜)を、 ミラーリングするためのソフトウェアです。 * WME で配信されているメディアストリーミングをクライアント部が受信します。 * サーバー部は外部からの接続を受け付け、クライアント部が受信したストリー ミングをそのまま配信します。これにより、ライブストリーミングを劣化なし でそのままミラーリングする事ができます。 * LiveAlive2 * あらかじめ設定されたアドレスを監視して、メディアストリーミングが開始し ていたら Reflec2 を起動するソフトウェアです。 * 複数のアドレスについて定期的にポートが開放されているかを調べ、メディア ストリーミングの開始を検出します。開始が検出されたアドレスに対して色々 なアクションを起こす事ができます。 実際にはこれらの動作に加えて、プラグインによる様々な機能が追加されています。 ## 何のために作ったの? 昔むかし、とある場所で、ストリーミング動画を中継したり、中継状況を表示したりする 需要があったのです。それだけです。 ## ファイル構成 readme.txt このファイル livealive2.py LiveAlive2 メインプログラム reflec2.py Reflec2 メインプログラム conf/ 設定ファイル群 clients.xml.example クライアントの設定ファイル例 global.ini.example 共通設定ファイル例 livealive2.ini.example LiveAlive2 の設定ファイル例 reflec2.ini.example Reflec2 の設定ファイル例 livealive-plugins/ LiveAlive2 のプラグイン (プラグインスクリプト) reflec-plugins/ Reflec2 のプラグイン (プラグインスクリプト) lib/ 実行に必要なファイル群 (色々) ## 動作環境 Reflec は基本的に Windows での動作を想定しています。 Reflec を実行するには以下のソフトウェアが必要です。 * Python 2.5 以降 * http://www.python.jp/Zope/download/pythoncore * Python for Windows extensions * https://sourceforge.net/projects/pywin32/ * Skype4COM * http://developer.skype.com/accessories/skype4com また、一部のプラグインは Windows でしか動作しません。 ## 実行する前の準備 実行する前に、設定ファイルを準備します。 `conf/` フォルダの中には、設定ファイルのサンプルが入っています。 これらのファイルの名前には `.example` という拡張子がついていますが、実際には `.example` をとった `livealive2.ini` や `reflec2.ini` というファイルが利用されます。 初めて利用する場合、サンプルをそのまま利用してみてください。 サンプルにはあらかじめ適切に設定が書かれているので、そのまま利用できます。 サンプルをそのまま利用する場合、サンプルファイルの名前を変更して、最後の `.example` を削除してください。 (名前の変更前) (名前の変更後) clients.xml.example → clients.xml livealive2.ini.example → livealive2.ini reflec2.ini.example → reflec2.ini 実行にはこれら3つの設定ファイルが必要なので注意してください。 また、設定ファイルの中身をのぞいて、好きなように設定を変えてみてください。 設定ファイルが用意できたら準備完了です。 ## 実行方法 `livealive2.py` をダブルクリックして実行してください。 コマンドプロンプト画面が表示され、動作に関する情報が表示されます。