Terraform を使って、AWS 上に Email の受信・転送・Slack通知を実行するための環境を作成するためのプロダクトです。
- SES でのメール受信と S3 へのメール保存
- S3 に保存したメールを指定されたメールアドレスに転送
- ついでに Slack に投稿
- ついでに受信したメールが ACM の apploval メールだったら勝手に承認
SESメール受信ルールの作成も、R53の設定も、Lambda の作成も terraform apply だけで完結します。 手作業でやらなくてはいけないのは、SES の送信Eメールの登録・承認と Slack の incomming web hook の作成だけ。
新規で取得したドメインでメール受信の設定とかするのめんどくさかったんだけど、これ使えば既存のメールアドレスに受信したメールを転送してくれるようになるので、いきなり楽チンになります。
既存のリソースへの影響がないかの確認を行うためには terraform plan で確認を忘れずにお願いします。
既存のドメインに適用する場合は、まず以下のコマンドで Route53 Hosted Zone を Terrahome 管理下においてください。
$ terraform import resource aws_route53_zone.public {__ZONE_ID__}これやらないと、新規で Route53 zone 作っちゃうので。
SES の送信Eメールの登録・承認は、手動で行っておく必要があります。
作成した送信Eメールは ${var.email_from} にセットしてください。
Approval メール本文内のAWSアカウントIDと Lambda が実行されているAWSアカウントIDを比較して同じだったら自動承認するようにしています。 別のAWSアカウントから、ACMリクエストしても自動承認されません。
terraform apply すると、幾つかの変数の入力を要求します。
あらかじめ terraform.tfvars を作っておくといいでしょう。
サンプル
"domain" = "example.com"
"region" = "us-east-1"
"email_from" = "wokamoto@example.com"
"email_to" = "wokamoto@example.com"
"slack_path" = "/services/XXXXXXXXX/XXXXXXXXX/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
"slack_channel" = "#test"
"slack_icon_emoji" = ":ses:"
"ses_receipt_rule_position" = 1SES を使ってメール転送するときの From として使用するメールアドレスです。 事前に SES 送信Eメールとして登録・承認しておいてください。
転送先のメールアドレスです。
Slack incoming Webhook 用の情報です。
SES 受信ルールの default-rule-set に受信ルールを追加するので、すでに受信ルールが登録されている場合は最後の数字+1を設定してください。 何も受信ルールが設定されていない場合は 1 でいいです。