このハンズオンは Microsoft Azure OpenAI サービス が提供する生成 AI モデルを使用したアプリケーションを開発するために必要となる基本的な知識を身に着けるためのハンズオン コンテンツです。
AI そのものを開発するのではなく、生成 AI モデルを利用したアプリケーションを開発するための基本的なスキルを身に着けることが目的としています。
生成 AI モデルをエンジンに例えるのであれば、それらが用意している機能を活用して車やオートバイや、船を効率よく作るための技術を身に着けることを目的としています。
よって、生成 AI モデルのファインチューニングやモデルの改良、新しいモデルの開発については触れません。
生成 AI モデルを利用したアプリケーションを開発するためのファースト ステップとして必要な情報を提供し、実際に手を動かしながら学ぶことができるようにすることを目的としています。
Windows の [Start] ボタンのように、このハンズオンを実施することで受講者が次に学ぶべきことが何であるかを知ることができ、かつ、学習方法のガイドとなることを目指しています。
また、初学者でも学びやすいよう、AI 関連のサンプル コードによく使用される Python ではなく、Node.js を使用しますが、TypeScript ではなく、より利用者が多いであろう JavaScript を使用し、可能な限り簡潔かつ平易なコードで実装を行います。
このハンズオンでは実際に環境構築とコーディングを行いながら以下の内容を学びます。
- Azure OpenAI サービス リソースの作成
- Azure OpenAI Studio からの GPT モデルのデプロイと基本的な操作方法
- REST API を使用した GPT モデルの呼び出し
- Node.js 用 Azure OpenAI ライブラリを使用したボットアプリケーションの作成
- Function Calling を使用したボットアプリケーションへの任意の関数の統合
- RAG (Retrieval-Augmented Generation) の実装
- 画像認識機能の実装
- Structured Outputs を使用した構造化データの生成
- 演習で開発した機能のアプリケーション フレームワークへの移植
- Azure Bot によるサービスの公開
- Microsoft Teams へのデプロイ (オプション)
このハンズオンを終了すると、アプリケーションから Azure 上の GPT モデルのプロンプトを呼び出せるだけでなく、任意の内部、外部を含む関数を呼び出す仕組み、RAG を使用して独自の知識を追加する仕組みを理解することができます。
ハンズオン終了後の目的別学習コンテンツ紹介 に サービスの運用環境の構築について の項目を作成し、以下のドキュメントへのリンクを追加しました。
演習で使用する Node.js のバージョンを v22.11.0 に変更しました。
なお、v20.17.0 もしくは v20.18.0 の LTS バージョンでも動作の確認を行っています。
これに伴い関係するページのメニューの追加とリンクの変更を行いました。
これまでの更新内容は改訂履歴を参照してください。
このチュートリアルは以下の知識がある方を対象としています。
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Microsoft Azure の基本的な知識
Azure のリソースを作成、操作するための基本的な(MCP AZ-900 程度の)知識が必要です。
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Visual Studio Code を使用したコーディング経験
このチュートリアルでは、Visual Studio Code を使用して演習用ボットアプリケーションを作成します。Visual Studio Code でのコーディング経験が必要です。
このチュートリアルを実施するには以下の環境が必要です。
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Visual Studio Code から Azure のリソースを作成するための以下の拡張もインストールしてください。
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- v22.11.0(LTS)バージョン (2024 年 11 月現在の最新の LTS)
もし、V22.11.0 で動作しない場合は、v20.17.0 もしくは v20.18.0 の LTS バージョンでお試しください。なお、ローカル環境で Node.js のバージョンを切り替える必要がある場合には Windows では nvm-windows 、Mac では nvm を使用すると便利です。 詳しくは以下のドキュメントを参照してください。
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