medical-load-with-covid19

コロナ期間の医療提供体制データを元にした、地域の医療体制の強度を可視化するサービス

使用したオープンデータ

https://corona.go.jp/dashboard より、全国医療機関の医療提供体制の状況 オープンデータを使用。

アイデアとターゲット

  • コロナウイルスの蔓延期間に稼働できている日数が多い=パンデミックに耐えられる医療機関と言えるのでは?
    • 回答日数のうちの営業状況で指数化できそう
  • 範囲指定して、エリア内の医療機関の指数があると、家探しの観点で需要あるかも
  • ターゲットは引越し先を探している人と、不動産屋
    • 家探し用のアプリや、不動産屋の Web アプリに情報提供して使ってもらう想定をしています

技術的にやりたいこと

  • 位置情報を用いた、物件の範囲検索
    • ElasticSearch の geo_distance クエリのようなイメージ
  • 更新データ取り込みの日次バッチ作成
    • オープンデータの API レスポンスを DB に格納
  • 蓄積データを分析するバッチ作成
    • DB を読み込み、分析して別テーブルへ格納

テーブル設計

  • 病院データテーブル
  • API で取得できる日々の提出データ格納テーブル
  • 提出データの分析結果格納テーブル

作成したプログラム

  • バッチ
    • 日次で API から前日データを収集するバッチ
    • 日次で分析処理を実行するバッチ
    • 手動で API から過去データを収集するバッチ
  • API
    1. 任意の地点(緯度経度)と距離(半径)を指定して、対象エリアの評価指数と描画用データを取得できる API
    2. 都道府県単位で、医療機関の分析データを取得できる API

API 仕様書

  1. 範囲検索 API
  2. 医療機関の分析データ取得 API

範囲検索 API の GeoJson データの使い方

GeoJson フォーマットに対応している地図情報サービスやライブラリで使用することで、
地図上に検索結果を描画することができます。

イメージ

こちら
※GitHub の GeoJson プレビュー機能では詳細な表現はできないためイメージとなります。

簡単な使い方

  1. 中心となる緯度経度と、半径になる距離(km)を決める
  2. jq をインストールする
brew install jq
  1. パラメータをクエリで指定してコマンドで API を実行する
curl 'https://34dc6t8py6.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/Prod/rate?lon=139.7730717&lat=35.698383&distance=2' | jq '.geoJson' | pbcopy
  1. https://geojson.io/ にアクセスし、クリップボードの内容を画面右側のエディタ部分へ貼り付ける