このリポジトリには、Alinco DJ-X100 デジタル・マルチモードレシーバーのメモリーチャンネル設定をバックアップおよびリストアするための2つのPythonスクリプト、djx100-backup.py
と djx100-restore.py
が含まれています。
ここにあるスクリプトは非公式ツールです。
メーカーや販売店へのツールに関する問い合わせは絶対に行わないでください。
周波数やモードに加え、通信設定や緯度経度、バンク等を含めたメモリーチャンネル設定をバックアップ・リストア可能です。
- 本スクリプトはテスト目的で作成されており十分な動作検証が行われているわけではありません。
- 本スクリプトはサンプルプログラムであり、実使用を目的としたものではありません。
- 本スクリプトに不具合があった場合であっても製作者は修復の義務を負いません。
- 本スクリプトを使用すること、または、本スクリプトを使用できなかったことに関して発生した損害について、製作者は一切責任を負いません。
- 本スクリプトの使用により機器が回復不可能な状態となった場合でも製作者は一切の責任を負いません。
- 詳しい使用方法はソースコードを参照してください。
DJ-X100 デバイスのメモリーチャンネル設定をバックアップするには、djx100-backup.py
スクリプトを使用します。スクリプトには、シリアルポート名と出力ファイル名の2つの引数が必要です。
python djx100-backup.py -p ポート名 -o 出力ファイル名
ポート名
をデバイスが接続されているシリアルポート名(Windowsの場合はCOM3など)に、出力ファイル名
をバックアップファイルの名前に置き換えてください。
バックアップファイルから DJ-X100 のメモリーチャンネル設定をリストアするには、djx100-restore.py
スクリプトを使用します。スクリプトには、シリアルポート名と入力ファイル名の2つの引数が必要です。
python djx100-restore.py -p ポート名 -i 入力ファイル名
ポート名
をデバイスが接続されているシリアルポート名(Windowsの場合はCOM3など)に、入力ファイル名
をリストア元のバックアップファイル名に置き換えてください。
- スクリプトを実行する前に、DJ-X100 が正しくコンピュータに接続されていることを確認してください。
- これらのスクリプトは Python 3.11.3 でテストされています。
- 通常変更する必要はありませんが、ボーレートは
-b
オプションで指定することが可能です。デフォルト値は 115200 です。
これらのスクリプトは、「現状のまま」で、明示であるか暗黙であるかを問わず、何らの保証もなく提供されます。ここでいう保証とは、商品性、特定の目的への適合性、および権利非侵害についての保証も含みますが、それに限定されるものではありません。 作者または著作権者は、契約行為、不法行為、またはそれ以外であろうと、ソフトウェアに起因または関連し、あるいはソフトウェアの使用またはその他の扱いによって生じる一切の請求、損害、その他の義務について何らの責任も負わないものとします。