WSL2 の開発環境を自動構築するセット
以前は、 WSL2 に都度コマンドを打って環境構築していたが似たような環境が複数必要になるため自動化し環境構築にかかる時間を省力化した。
- CLI commands
- bash
- ca-certificates
- curl
- git
- gpg-agent
- man
- mtr
- nano
- sudo
- tcpdump
- traceroute
- unzip
- vim
- wget
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Releases · naa0yama/devtool-wsl2 から tar.gz をダウンロードします。
Windows の場合はこちらで問題ないはず。
cmd.exe /C "copy /b devtool-wsl2-*.tar.gz.part* devtool-wsl2.tar.gz"
WSL2 はデフォルトだと $Env:USERPROFILE\AppData\Local\Packages\CanonicalGroupLimited.Ubuntu22.04LTS_<RANDOM>\LocalState
にあります。
これだと扱いづらいため $Env:USERPROFILE\Documents\WSL2
に展開する事にします。
ディストリビューション名 Ubuntu-2204
とします。
こちらは PowerShell で作業とします
mkdir $Env:USERPROFILE\Documents\WSL2\Ubuntu-2204
Import の準備が出来たのでインポートします
wsl --import Ubuntu-2204 $Env:USERPROFILE\Documents\WSL2\Ubuntu-2204 $Env:USERPROFILE\Downloads\devtool-wsl2.tar.gz
Import 結果を確認します
Ubuntu-2204
があれば Import 出来ています。
wsl -l -v
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-22.04 Running 2
Ubuntu-2204 Stopped 2
Ubuntu Stopped 2
実際に起動してみます。
このセクションではデフォルトに設定してないためディストリビューション指定で起動します。
起動出来ると Bash が起動します。
wsl -d Ubuntu-2204
user@dead-desk1:~$
asdf が使えるか確認しておきましょう。
asdf current
で確認出来ます。
> asdf current
assh 2.16.0 /home/user/.tool-versions
aws-sam-cli 1.115.0 /home/user/.tool-versions
awscli 2.15.19 /home/user/.tool-versions
fzf 0.50.0 /home/user/.tool-versions
ghq 1.6.1 /home/user/.tool-versions
poetry 1.7.1 /home/user/.tool-versions
python 3.10.12 /home/user/.tool-versions
rust stable /home/user/.tool-versions
starship 1.18.2 /home/user/.tool-versions
terraform 1.1.3 /home/user/.tool-versions
tmux 3.4 /home/user/.tool-versions
この手順では default に設定していないためディストリビューションを指定して起動する必要があります。
手間を省くために defualt に設定すると wsl
コマンドで起動してくる事になります
下記の例では Ubuntu-2204
を defualt に設定します。
*
の付いている物が default 起動の WSL です。
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-22.04 Running 2
Ubuntu-2204 Stopped 2
Ubuntu Stopped 2
> wsl -s Ubuntu-2204
この操作を正しく終了しました。
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-2204 Stopped 2
Ubuntu-22.04 Running 2
Ubuntu Stopped 2
登録解除の場合は下記で ディストリビューションを停止してから --unregister
を実施します
wsl -t Ubuntu-2204
wsl --unregister Ubuntu-2204