NFC対応学生証による出席確認ツール

設定手順

  1. Anaconda をインストール (Miniconda でも可)
  2. conda create -n nfc python=3.7 で仮想環境 nfc を作成
  3. conda activate nfc
  4. NFC カードリーダーを PC に接続 (SONY PaSoRi RC-S380/P で稼働確認済み)
  5. nfcpy の手順に従って、ドライバーと nfcpy をインストール
  6. pip install pygame
  7. conda install spyder (統合開発環境 Spyder を使うわけではないが、Qt 関連のライブラリを味よくインストールするため)
  8. Git がインストールされているならばターミナルから git clone https://github.com/nakanolab/nfc-attendance.git を実行し、本リポジトリをダウンロード (Download ZIP したファイルを展開しても可)
  9. cd nfc-attendance
  10. 同じディレクトリに履修者情報ファイル (risyu.csv) を置く (このファイルは「成績報告(学部)」→「履修者情報の取得(全担当科目)」からダウンロード)
  11. log という名のサブディレクトリを作成する

使用方法

  1. NFC カードリーダーを PC に接続
  2. Anaconda Prompt にて nfc-attendance のディレクトリに cd
  3. conda activate nfc
  4. python kitcard_scanner.py を実行すると GUI が立ち上がる(ターミナルウィンドウにはログメッセージが出力されるので、必要に応じてチェック)
  5. 上のプルダウンメニューから出席を取る科目を選択
  6. 「受付開始」をクリック(ターミナルにはクラスごとの受講者数が表示される)
  7. 学生証をカードリーダーにかざしてもらう
  8. 出席確認を終えるには「受付終了」ボタンをクリックする(ターミナルには欠席者一覧が表示される)

補足

  • ログメッセージはファイル log/attendance-コースコード-YYYY-MM-DD.log にも同じ内容が保存される
  • GUI を終了した後でプログラムを再実行すると、同じコースコードで同じ日のログファイルが存在していれば、すでに出席が確認された学生の情報は反映される