xkeropi - エックスけろぴー (WinX68k for X) 0. xkeropi って何? けんじょさん (http://retropc.net/kenjo/) が作成された SHARP X68000 エミュレータ WinX68k (通称けろぴー)を UNIX/X11 環境で動作する様に 移植した - ただし物凄く適当に - ソフトウェアです。 1. 環境 1.1. ソフトウェア コンパイルには以下のソフトウェアが必要です。 ・gcc (4.1.3 で動作確認をしています) ・nasm (2.03.01 で動作確認をしています) ・GTK+ 2.x ・SDL 1.2.x 1.2. 動作環境 以下の環境が必須です。 ・Intel i386 互換 CPU (ただし、動作周波数 1GHz 位は必要) ・15bpp もしくは 16bpp の TrueColor/DirectColor で動作する X サーバ 1.3. 開発環境 開発環境は以下の通りです。 ・NetBSD/i386 ・GTK+ 2.14.4 ・SDL 1.2.13 2. コンパイル&インストール方法 2.1. コンパイル 1) 必要があれば config.tmpl を編集 2) xmkmf -a 3) make (必要があれば su 等で root になってください) 4) make install 2.2. config.tmpl で指定可能な内容 NO_SOUND : サウンド出力を無効化します。 このオプションを指定した場合には SDL は必要無い筈です。 NO_MERCURY : 「まーきゅりーゆにっと」を無効化します。 無効化すると多少動作が速くなるかもしれません。 2.3. インストール 1) BIOS の ROM イメージ、フォント ROM イメージを $(HOME)/.keropi 配下に 置いてください。その際、ファイル名は全て全て小文字にしてください。 BIOS ROM イメージは実機から取得するなり RetroPC Network さん (http://retropc.net/) から辿れる X68000 LIBRARY から取得して ください。 フォント ROM イメージは実機から取得してください。また、WinX68k を フォント ROM 無しで起動した際に生成される cgrom.tmp も使用可能です。 3. 実行 コマンドラインから以下の様に入力してください。 シェルによっては rehash 等のコマンドをインストール後に実行する必要がある かもしれません。 $ xkeropi 4. 操作 マウスの真ん中ボタンで X <-> x68k のマウス切り替えが可能です。 5. 備考 ・初期設定では音が鳴らない様になっています。音を鳴らしたい場合には プログラム起動後に設定ダイアログでサンプリングレートを設定してください。 6. 問題点 ・画面描画処理は動作が怪しいです。 ・マウス処理も動作が怪しい様です。 ・ステータスバーは未実装です。 ・MIDI は未サポートです。 他、山程あるので書けません。 7. 謝辞 感謝する気持ちを忘れずに。 8. 連絡先 本ソフトウェアに関する問い合わせは以下のメールアドレスにお願いします。 NONAKA Kimihiro (埜中公博) / nonakap@gmail.com また、ソフトウェアのバージョンアップ等の情報は以下の URL から取得できます。 http://www.asahi-net.or.jp/~aw9k-nnk/keropi/ -- $Id: README.ja,v 1.5 2008/11/17 12:13:11 nonaka Exp $