これはプログラミング用フォント Ricty を改造したものです。具体的には、UnicodeのEast Asian Widthの A (Ambiguous) の横幅をRictyの半分しています。
このフォントの主な存在意義は、East Asian Width のAで ターミナルエミュレータの表示が重なったり半分欠けたりするのが うっとうしいのを解消するためにあります。
6ポイント, 7.5ポイント, 9ポイントなど、1.5の倍数のポイント数で使って ください。
フォントの生成は ruby のスクリプトで行います。
まず、Linuxでしか動作しないので適当に準備してください。 まず、以下のフォントを準備してください。
Debian/Ubuntuの場合、Inconsolata は
apt-get install fonts-inconsolata
でインストールされます。 Migu 1M はダウンロードしてきたものを ~/.fonts/ 以下に置いてください。その他、
- ruby
- fontforge
などが必要となります。Debianでは、
apt-get install fontforge ruby
でインストールできます。
その後、このディレクトリに移動して、
ruby bin/ricty_gen
でカレントディレクトリに RictyM-Regular.ttf という True Type Font ファイルが生成されます。
生成されたフォントは Debian の場合などは ~/.fonts/ にコピーして、
fc-cache -vf
とすると利用可能になります。
生成スクリプトは 2-clause BSDL に従うものとします
生成したフォントのライセンスは、 それぞれのフォントのライセンスに従います。
-
Migu 1M のライセンスは http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/migu/#license を参照してください。
-
Inconsolata のライセンスは http://www.levien.com/type/myfonts/inconsolata.html および http://scripts.sil.org/cms/scripts/page.php?site_id=nrsi&item_id=OFL&_sc=1 を参照してください。
Inconsolataのライセンス(SIL OPEN FONT LICENSE、OFL)と IPA Fontのライセンスの衝突のため、生成したフォントを配布することは できません。
スクリプト:
Copyright (c) 2015 Ippei Obayashi
Copyright (c) 2011-2014 Yasunori Yusa
フォント:
Copyright (c) 2015 Ippei Obayashi
Copyright (c) 2011-2014 Yasunori Yusa
Copyright (c) 2006 Raph Levien
Copyright (c) 2006-2013 itouhiro
Copyright (c) 2002-2013 M+ FONTS PROJECT
Copyright (c) 2003-2011 Information-technology Promotion Agency, Japan (IPA)
SIL Open Font License Version 1.1 (http://scripts.sil.org/ofl)
IPA Font License Agreement v1.0 (http://ipafont.ipa.go.jp/ipa_font_license_v1.html)