ワンストップ 合同誌を書こう
合同誌はいいぞ。 会社やコミュニティで合同誌を作りたい、と思ったことありませんか? 考えたこともない?では、書きましょう。作りましょう。
合同誌とすることで、執筆の敷居を思いっきり低くすることができます。 以下に合同誌のメリットを述べます。
1. みんなの知見を持ち寄って、一冊の本が作れる。 会社やコミュニティでやるということは、自分一人では書けない、広い内容をカバーする本が作れます。テーマを揃えるもよし、各著者が書きたいものを書くのもよし。どちらも素敵な本になります。 コミュニティの実績としても、十分でしょう・
2. 執筆のハードルが低い 一人で20ページなど書かないと本の体裁にならないんじゃないか?と尻込みするということはありませんか?薄い本といいつつ、薄すぎるのは… 懸念はわかります。特に、100P超えがボコボコある技術書界隈ではその懸念は十分わかります。ページ数が多いほうが偉いのではないですよ。出来上がった本はすべて偉大です。ですが、尻込みして出なかった本は、評価不可能ですよね?
では、10Pなら?→10Pならなんとかなるかなー。わかります。 では、10ページ書く人が3人いたら? 30ページの本ができますね。 30ページなら、同人誌としての厚みは十分でしょう。 100人いたら?100Pの本が生まれます。
デメリット 編集長は少し大変ですね。 著者、原稿集め、スケジュール管理、編集作業、印刷費は誰が持つ?など。
でも、合同誌だからできることもあります。もっとカジュアルに本をはやしませんか? ということで、合同誌に特化した「ワンストップ合同誌を作ろう」の企画をスタートします。 合同誌のメリット、デメリット、原稿募集・告知、執筆ノウハウ、編集ノウハウ、打ち上げやお礼の方法、権利関係の扱い、実際に発行してみての感想など。権利関係は、最初に明確にしておくことをおすすめします。
こういったノウハウを集めた本を作りたいのです。
募集開始・環境構築 12月16日
章目次確定:1月末日
本文初稿:2月末
レビュー&追記:3月15日
入稿:3月20日 発行 技術書典6(日程、募集開始はまだですが) を
大枠なスケジュールとします。(多少前後します)
Contributers.re内に、テンプレートに従って記入ください。
CIでコンパイルが通ることを確認してください。エラーのまま放置はなるべくやめてください。
Confrictが発生した場合は、解決お願いします。一応、PRで上げてもらえれば、定期的にチェックするようにしますが。
push -f等はやめましょう。(歴史を書き換えてはいけません。
相談事: Issue立ててください。
雑談、ざっくばらんな相談については、Slackがあります。 参加方法は、親方まで。https://twitter.com/oyakata2438/
Re:VIEWチートシート を作ってみたので、参考にしてみてください。
https://app.wercker.com/oyakata2438/Onestop-JointBook/runs でPDFが書きだされます。 一番上のBuildをクリックすると展開されるので、 Output Artifactをクリックして、Download artifactをクリックすると、 tarで固めたpdfがダウンロードできます。 ここでエラーが出ないように直してもらえると、編集長が助かります。
細かい準備(TeX入れたり)は『技術書をかこう!』に準じます。
https://qiita.com/implicit_none/items/398c6e0bbedc8b160621 暗黙の型宣言さんが詳しく書いてくれてます。あるいは、技術同人誌を書こう‐アウトプットのススメ‐をご覧ください。
Dockerを使うのが一番手軽です。
$ docker run --rm -v `pwd`:/work vvakame/review /bin/sh -c "cd /work/articles ; review-pdfmaker config.yml"
cd articles ; review pdfmaker config.yml
ベースには、TechBooster/ReVIEW-Template: TechBoosterで利用しているRe:VIEWのテンプレート(B5/A5/電子書籍) を使っています。
また、親方主催の合同誌用にスタイルをいじっています。
- 設定ファイル、テンプレートなど制作環境(techbooster-doujin.styなど)はMITライセンスです
- 再配布などMITライセンスで定める範囲で権利者表記をおねがいします