knowbug
- version: 1.22.2
概要
knowbug は、HSP3 用デバッグ・ウィンドウの非公式改造版です。
主に「変数」タブの機能を拡張しており、以下のものの表示に対応しています。
- int の16進数表現の併記
- 多次元配列の2次元全要素
- モジュール変数のメンバ変数
- 実行中のユーザ定義コマンドの実引数
機能の詳細はこちらを参照 してください。
インストール
knowbug 本体
- 最新版のパッケージ の
knowbug-package.zip
をダウンロードします。 - HSPのフォルダ(※)にある
hsp3debug.dll
とhsp3debug_64.dll
の名前を変更します。
- 例:
hsp3debug.dll
→hsp3debug__default.dll
package
フォルダにあるhsp3debug_knowbug.dll
の名前をhsp3debug.dll
に変えて、HSPのフォルダに移動します。
※「HSPのフォルダ」の位置は、HSPで path = dir_exe : input path, ginfo_winx
を実行すると分かります。
WrapCall
(省略可)
WrapCall プラグインを追加すると、ユーザー定義コマンドに関する機能が有効になります。
- 同梱されている
WrapCall.as
とuserdef.as
をHSPのcommon
フォルダに移動します。- 既に
userdef.as
がある場合は、上書きではなく追記してください。
- 既に
注意: 64bit版ランタイムを使う際は、標準のヘッダ hsp3_64.as
を WrapCall より前に #include しておく必要があります。
設定ファイル
(省略可)
設定ファイル を knowbug (hsp3debug.dll) と同じフォルダに置いておくと、起動時に読み込まれます。
- 具体的な設定については、設定ファイル内のコメントを参照してください。
アンインストール
アンインストールするには、インストールとは逆の操作を行います。
- knowbug (
hsp3debug.dll
とhsp3debug_64.dll
) を削除し、バックアップしておいた、元々のhsp3debug.dll
を、元に戻します。 - 設定ファイル (
knowbug.ini
) とヘッダーファイル (WrapCall.as
) は不要なので削除します。userdef.as
を元に戻します。
動作環境
- HSP 3.5
- Windows 7
これら以外では、動作を確認していません。サポートできない可能性も高いのでご了承ください。
ライセンス
knowbug は、公式のデバッグウィンドウに、 @vain0 が手を加えたものです。
本ソフトの一部として、OpenHSP にあるコード、およびリソースを使用しています。ライセンスも参照してください。
@vain0 が権利を有する部分はパブリックドメイン扱いとします。
関連URL
バグ報告、意見、要望などは、GitHub の Issue 表 または プログラ広場の掲示板 までお願いします。
- knowbug のソースコード https://github.com/vain0/knowbug/:
- OpenHSP http://dev.onionsoft.net/trac/:
- プロジェクト OpenHSP の公式サイトです。HSP本体やスクリプトエディター、デバッグウィンドウなどのソースコードがあります。
- knowbug のソースコードの一部をこちらから流用しています。